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【てげー強いよ!】宮崎県の野球強豪5選

2016 7/31 09:20
宮崎県 高校野球
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宮崎県は毎年どの高校が甲子園に行くのか分からない。強豪校が多いからこそ、プロ野球選手の輩出が多い。そこで今回は、延岡学園高校、日南学園高校、宮崎日大高校、都城工業高校、宮崎商業高校の5つの強豪校を紹介する。

全国準優勝校【延岡学園高校】

2015年の夏の甲子園で準優勝を果たしたのが延岡学園高校だ。その際には、現西武ライオンズの高橋光成投手を擁する前橋育英高校に、わずか1点及ばずに悔し涙を流したのだった。 投手力には毎年定評があるのが特徴で、OBには元ロッテの黒木知宏投手がいる。 毎年、宮崎県の上位に入ってくる高校なので、今年も代表筆頭校のひとつと言えるかもしれない。 今年こそは、かつて果たせなかった全国制覇の夢を達成するためにも、宮崎県代表となれるか楽しみなところだ。

出場回数は県ナンバーワン【日南学園高校】

春夏を通じて、宮崎県の高校で最も多く甲子園に出場しているのが日南学園高校で、その数は12回にのぼる。 2016年の春のセンバツにも出場しましたが、一回戦で惜しくもサヨナラ負けを喫してしまった。 その悔しさを晴らすためにも、今年の夏への思いは、もしかしたら宮崎県で一番強いかもしれない。 ソフトバンクの寺原隼人投手や、西武などで活躍した赤田将吾選手など、これまでも多くのプロ野球選手を輩出した、宮崎県でトップクラスの名門である。

監督は苦労人!【宮崎日大高校】

出場するのは選手、というのはもちろんですが、宮崎日大高校は選手を率いている榊原監督が特徴といえるかもしれない。 自身も宮崎日大高校を卒業し、プロへ入りしたものの活躍できず、焼き肉店経営やサラリーマンを経て、母校の監督に就任した翌年に甲子園出場を果たした。 就任してすぐの宮崎県大会優勝、甲子園出場という実績があり、その指導能力とカンの鋭さは多方面から高い評価を受けている。頭脳力の高い榊原監督に率いられる宮崎日大高校が、どんな結果をおさめるか楽しみだ。

公立の星【都城工業高校】

2016年の第63回宮崎県大会を制したのは、都城工業高校だった。決勝戦では15-2という圧倒的な差で勝利し、今年の夏の大会のシード権を獲得し、甲子園出場に弾みがついたと言ってもいいかもしれない。 これまで甲子園出場の経験はありませんが、確実にその技術と経験は上がってきており、もしかしたらと期待できるところまで来ているのは事実である。 他の私立高校に比べて注目度や前評判は決して高くありませんが、ぜひとも注目してほしい高校だ。

プロ輩出数も多い【宮崎商業高校】

宮崎県の公立高校のうち、高鍋高校に次いでプロ野球選手を輩出しているのが宮崎商業高校だ。 高鍋高校が15年以上甲子園から遠ざかっている一方で、宮崎商業高校は2008年に甲子園に出場しているので、近年のプロ野球選手輩出も多い。ヤクルトに1位指名された赤川克紀選手などが有名だ。 その赤川選手が宮崎商業時代に活躍している姿を見て、あこがれて宮崎商業を選んで入学した生徒たちが、先輩に続けとばかりの思いを持って甲子園を目指すのだ。

まとめ

絶対的な高校が存在しない分、どこの高校が甲子園へ行くのか予想すらできないのが宮崎県である。 エースを擁する私立なのか、チームワークの公立なのか、どこが切符を手にするのか、とても楽しみな夏が始まる。