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多くのプロ選手を輩出してきた名門・帝京野球部の歴史

2017 3/8 20:01WALKINGMAN
野球
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厳しい練習が強さの秘訣・帝京野球部の特徴

帝京野球部の特徴といえば、名将・前田監督が挙げられる。前田監督は、選手の育成に力を注ぐ中、1983年の春の選抜大会の池田高校戦の大敗の経験を活かし、特に選手の体づくりに注目してきた。走り込みやウエイトトレーニングなどの体力強化のメニューを増やし、食事にも気を遣った。また、1995年の春の選抜大会の初戦敗退後は、深夜12時まで連日厳しい練習を繰り返すなど、その厳しさも選手の強さの秘訣だった。
前田監督は、伊東選手、吉岡選手に代表される右の本格派の投手にこだわりを持っている。1992年の春の選抜大会でも右の本格派投手である三澤興一選手(元巨人・近鉄・ヤクルト・中日)を擁し、見事優勝を果たした。

帝京野球部の高校野球史に残る名場面

甲子園に数多く出場している帝京野球部の名場面の中でも特に印象的なのが、2006年夏の甲子園の準々決勝・智弁和歌山高校戦だ。
帝京は、序盤から先発の高島祥平選手(元中日)が攻め込まれ、8回まで4-8と劣勢に立たされていた。9回表に帝京の前田監督は、9番のところで3年の沼田選手を代打に送る。これまで公式戦の出場がなかった沼田選手は、サードゴロとなったが、その後に1番から8番までが2死になりながらもつなぎ、4点差から9-8と逆転に成功した。
打者一巡で再び沼田選手に打順が回ってきた。沼田選手が思いきりバットを振り抜いた結果は、何と3ランホームランだった。ダメ押しかと思われた本塁打だったが、9回裏に投手を使い果たしてしまった帝京に智弁和歌山打線が猛攻し、12-13と逆転負けを喫してしまった。敗れたものの、この一戦は甲子園で名門同士が戦った中でも高校野球史に残る壮絶な戦いになった。

帝京野球部が輩出した選手はプロ野球の第一線で活躍

帝京出身でプロ野球で活躍した選手を紹介する。
伊東昭光選手(元ヤクルト/投手)、芝草宇宙(しばくさひろし)選手(元日本ハム/投手)、吉岡雄二選手(元巨人・近鉄・楽天/投手・内野手)、三澤興一選手(元巨人・近鉄・ヤクルト・中日/投手)、森本稀哲(もりもとひちょり)選手(元日本ハム・西武/外野手)と1軍の第一線で活躍した選手が数多くう。
現役の主な活躍選手は、中村晃(なかむらあきら)選手(ソフトバンク/外野手)、原口文仁選手(阪神/捕手)、山崎康晃選手(DeNA/投手)で、それぞれチームの重要な戦力として活躍している。
厳しい練習が有名な帝京野球部だが、森本選手しかり、とんねるずの石橋貴明さんやお笑いコンビの360°モンキーズと、お笑い芸人さんが出身者としているためか、明るい選手が多い印象があるのも特徴のひとつだ。

まとめ

前田監督のもと、甲子園で数々の戦績を収めてきた帝京だが、近年は強豪校がひしめく東東京地区の中で厳しい結果が続いている。 私学の強豪校だが、全国から選手を集めるというより東京都内の出身選手が多く、そんなところにもこだわりが感じられる。 今後の活躍が楽しみな選手も所属しているので、名門校の復活と甲子園での活躍を期待したいと思う。

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