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プロ野球はここから始まった!様々な野球の聖地をご紹介します

2017 7/10 10:25おしょう
阪神甲子園球場
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出典 Ryo

プロ野球を筆頭に、高校野球、大学野球、社会人野球など、野球といっても様々なカテゴリーがあり、カテゴリーの数だけ、聖地と呼ばれる場所も存在する。 今回は、そんな野球の聖地を5箇所紹介する。

高校野球の聖地

高校野球の聖地は、阪神甲子園球場だ。 全国高校野球大会の舞台として、野球ファンで知らない方はいない場所ではないだろうか。
2016年で建設から92年を数えるなど、現存の球場では最古の球場となっている。 春の選抜高校野球大会、夏の高校野球選手権大会と高校野球の最大級の大会が2度行われる。 内野は土、外野は天然芝と開園初期から変わらぬグラウンド、蔦に覆われた球場の外観は風情もあり、歴史情緒あふれる作りと言える。

大学野球の聖地

全日本大学野球選手権大会、東京六大学野球連盟のリーグ戦などが開催される大学野球の聖地が明治神宮球場だ。
1926年に完成し、歴史深い球場でもある。また、当初はアマチュア専用の球場としての運営だったので、アマチュア野球の聖地とも言われていた。現在でも、日程などの優先権は大学野球側にあり、プロ野球には優先権はない。 古い球場のため、何度も改築は行われているが、昭和の雰囲気があり、魅力的な球場だ。

社会人野球の聖地

社会人選手にとって最大の目標である、都市対抗野球大会が開催される東京ドームが社会人野球の聖地だ。
読売ジャイアンツのホーム球場でもあるため、プロ野球の聖地とも呼ばれるし、今はアメリカンフットボールの聖地としても知られている。日本の野球の中心的な球場ではないだろうか。
甲子園大会と並び、夏の祭典とも言われる都市対抗野球大会だが、その盛り上がりは時にプロ野球に並ぶような熱狂ぶりだ。 そういった応援ぶりも相まって社会人野球の聖地となったのかもしれない。

プロ野球の聖地

東京ドームもプロ野球の聖地と言われることがあるが、プロ野球の原点ともいえる球場は洲崎球場(東京都江東区)だ。 1936年に完成し、そこで沢村栄治氏がノーヒットノーランを演じ伝統の巨人阪神戦が始まった。 「打撃の神様」の川上哲治氏がプロデビューした球場も洲崎球場だ。
しかし、開園からわずか1年後に後楽園球場が完成し、短い役目が終わることとなる。 それでも、プロ野球がスタートしたのは紛れもなくこの球場からだ。そのため、この球場はプロ野球の原点でもあり、 聖地であると言えそうだ。

MLBの聖地

日本の野球の聖地をこれまで紹介したが、MLBの聖地といえば、フェンウェイパーク(米・マサチューセッツ州)だ。 1912年にオープンしたアメリカ最古の野球場だ。オープンしプロ野球球団同士の試合が開催され、その当初から球場の佇まいは変わっていない。
また、日本の球場ではありえない、左右非対称な形が特徴だ。中でも、「グリーンモンスター」と言われるレフトスタンドのフェンスが特徴的だ。 野球ファンとしては一度は行ってみたい球場だ。

まとめ

以上、野球の聖地を紹介した。 どの球場も特徴があり、エピソードも奥深いものがある。 野球好きとしては一度は行っておきたい場所ばかりだ。 もし、近くに行く機会があれば立ち寄ってみてはいかがだろうか?