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現役バッターメンタル管理方法について

2017 2/9 09:26
バッター ボックス
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Photo by Keeton Gale / Shutterstock, Inc.

バッターボックスに立つと緊張をしてしまい、普段の実力が発揮できないという人もいるのではないでしょうか?そんな人たちのためにプロの現役バッターがどうやってメンタルを管理しているのかをご紹介します。

バッターの試合前のメンタル管理

試合の前には、リラックスをして過ごすことが大切です。自分がホームランを打ったときやヒットを打ったときの感触を思い出しながら、バットを振りましょう。軽く体を動かしてストレッチをしたり、チームメイトと楽しく談笑するのもリラックスできるのでお勧めです。
「今日の試合打てなかったらどうしよう」「最近打てていないから打てるかな」というようなネガティブな感情が浮かんできたら、腹式呼吸や深い深呼吸をすることに意識を向けて、ネガティブな考えを追い出しましょう。

バッターの試合中のメンタル管理

試合の時にバッターボックスに立つときには、いつも「自分は打てる」とつぶやいてから行くようにしましょう。2ストライクになって追い込まれると「三振してしまうかも」「やっぱり自分には打てないかもしれない」という気持ちが沸いてきてしまうこともあります。そう思ったときには「大丈夫自分は打てる力がある」と言い聞かせ、深呼吸をしたり体を動かしたりして、気持ちを切り替えるように意識してみましょう。
自分がホームランやヒットを打ったイメージを感じながらバットを振るといいです。

バッターの練習の時のメンタル管理

練習の時こそメンタル管理をしておきましょう。練習でメンタル面を鍛えておくと、試合でもメンタル管理をすることができるようになります。追い込まれたり、三振をしてしまったり、打ち取られてしまったときに、次のバッターボックスまで気持ちを引きずらないように、どうやったら気持ちを切り替えることができるかを自分で知っておきましょう。
次は打てるとイメージしたり、さっきバッターボックスに入った時とは反対の足から入ってみる等、自分の切り替えスイッチを見つけましょう。

バッターのメンタル管理、イチロー選手

イチロー選手は日本のプロ野球でもメジャーリーグでも大活躍をし、数々の功績を残しています。イチロー選手は超人的なメンタルの持ち主だと思っている人も多いようですが、実は普通の人と同じように弱い部分もあるようです。
イチロー選手が徹底しているのは、自分の心が不安定になる情報を一切シャットアウトすること。そしてほぼ毎日朝起きてから寝るまでを、同じ行動パターンで過ごしています。毎日同じことを繰り返すことで、自分の変化に気づきやすくなるようです。

バッターのメンタルを管理するには

メンタル管理をするためには、まずは自分の状態を知ることが大切です。毎日の自分の生活スタイルを知ることで心が安定し、良いバッティングができたときはどういう状態で過ごしていたのかということを、客観的に知ることができます。
イチロー選手のように自己管理をしていくことで、自分がどういった場面で不安になるのか、自信をなくすのかもわかり、効果的な気持ちの切り替え方法もわかるようになります。「自分は良いバッターだ」と自分自身に常に言い続けるのも効果的です。

まとめ

バッターのメンタル管理についてご紹介しましたが、いかがでしたか?イチロー選手のようにメンタルが強いバッターになるために、まずは自分自身のことをよく知ることから始めてみましょう。毎日コツコツ続けることで、メンタル面も強いバッターになれます。