「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

ドライブを使いこなしたい!バドミントンの上達のコツ5つとは?

2016 12/16 11:07
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Kairosnapshots/Shutterstock.com

バドミントンを練習している方へ。 「もっとドライブをマスターしたい!」と考えている人のために、 今回は「ドライブがうまくなる上達のコツ5つ」をご紹介します。

ドライブの心得は、力強さよりもコントロール重視

ドライブはスピードがあるので、スマッシュと並ぶ「攻撃の要(かなめ)」です。ネットに当たるか当たらないかの「きわどいショット」を決めると、試合も有利になります。ドライブでは、力を入れ過ぎると、シャトルが浮いてリターンされてしまいます。必ず床と平行になるドライブを心掛けて、コート奥の両サイドを狙いましょう。練習でも、スピード感を出そうとして腕の振りを意識するよりも、理想の軌道を描くショットを意識してください。

フォアでドライブを打つときの、上達のコツ

フォアハンドでドライブを打つときは、「肘の使い方」「手首の使い方」「シャトルを捉える位置」に注意しましょう。フォアハンドのドライブは、肘を支点にして、手首を内側に持っていく動きが大切です。シャトルを捉えるのは、体の斜め前が理想となります。「床と平行になるショット」が打てるタイミングを、練習の中で見つけてください。
このとき、「ネット上の白線」を目標にしてドライブを打てば、直線を描くショットになりやすいです。フォロースルーは、「小さく」を意識しましょう。すぐに体勢を整えることができて、リターンにも備えられます。

バックでドライブを打つときの、上達のコツ

バックハンドでもドライブが打てるようになれば、リターンされても対応できます。特に、空いているコースを狙われても、素早く打ち返すことが可能です。バックハンドのドライブのコツは、「シャトルが近いほうの足」を、大きく1歩踏み出すこと。これにより、普段のフットワークで間に合わない位置でも、届くようになります。
「フォロースルー」と「テークバック」を小さくするのも、バックでドライブを打つときのコツです。手首を立てて、腰をひねりながら鋭く振り抜くと、スピードのあるバックハンドのドライブが打てます。

バドミントンの実戦で、ドライブを使う場合の注意点

フォアハンドとバックハンドの両方で「ドライブ」が打てれば、かなり戦略性が上がります。しかし、実戦ではフォアハンドのほうが打ちやすいため、フォアハンドしか使わない選手もいます。ドライブを使うのであれば、バックハンドを中心に利用していきたいところです。なぜならば、バックハンドのほうが、フォアハンドよりも「小回りが利く」からです。また、バックハンドは「肘を支点にしたショット」なので、安定した攻撃ができます。
相手が不利な体勢になった瞬間に「フォアハンドのドライブ」で攻めると、点数につながりやすいです。ここぞというときに、フォアハンドのドライブを使いましょう。

ドライブの打ち方は、安定させることも大切

ブレないドライブの打ち方には、さまざまなテクニックがあります。例えば、ラケットグリップの一番広い面積部分に、親指を添えること。このような握り方だけで、ラケット面が真っすぐになり、安定したショットが打てます。腕から振らないことも、重要なテクニックです。
安定させるためには、「その場でドライブ練習」「サイドステップからのドライブ練習」「相手と向かい合ってドライブのノック練習」を行いましょう。しっかりと打ち返せれば、かなり上達します。

まとめ

いかがでしょうか? バドミントンのドライブ上達のコツは、力強く打つことでも、腕を素早く振り抜くことでもありません。 いかに「直線を描いた、安定したショット」を打てるかが重要となります。打つタイミングやステップ、フォームを意識しながら、繰り返し練習してみてください。正確なドライブショットをマスターすれば、きっと上達するはずです。