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バドミントンの名場面を集めてみました。

2016 12/9 12:03
バドミントン
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出典 Kairosnapshots/Shutterstock.com

オリンピックバドミントン競技でも日本チームがメダルを獲ることが多くなり、バドミントンの競技認知度が高くなってきています。もちろんオリンピック以外でも国際大会があり、有名選手もたくさん。そんなバドミントンの名場面を集めてみました。

名場面1 2016年リオデジャネイロオリンピック

何度も放送されたため、ニュースで見た方も少なくないのではないのでしょうか?タカマツペアが1-1で迎えた勝負の最終セット。第3セットは接戦となり、後半16-19で3点リードされる場面も。そこから怒涛の5連続ポイントを獲得し土壇場での大逆転劇で初金メダル!名場面はそれだけではありません。
優勝を決めた瞬間コートに倒れこんで大興奮だった高橋選手の姿も印象的でした。そのため高橋選手とハグをしたかった様子の松友選手は、駆け寄ってきたコーチと一番にハグをし、なんだかおもしろい展開となりました。

名場面2 2013年の世界選手権大会

「バドミントン史上、最長に続いたラリー」と言われている試合を紹介します。対戦していたのは当時世界ランキングで7位のグエン選手(ベトナム)と9位のヨルゲンセン選手(デンマーク)。ランキングからもわかるようにハイレベルの試合でした。1-1で迎えた最終セット。マッチポイントをとっていたグエン選手。
両者絶対に譲らないという空気が漂い、来るショットはすべて打ち返します。そのラリーは時間にすると2分という最長記録を更新し、気になるラリー数は108打。観客も大興奮です。結果はグエン選手が22-20でその勝負を勝ち取りました。

名場面3 2012年ロンドンオリンピック

ジャンピングスマッシュでは400キロを超えるといわれている佐々木翔選手。日本人初のベスト8まで進出し、北京オリンピック金メダリストであり世界ランキング1位の林丹選手(中国)を相手に、残念ながら敗退しましたが、素晴らしい戦いを見せてくれました。1-1まで持ち込んで最終セット。チャンピオンから1ゲームを奪ったことで、会場も湧いてきます。
林丹選手がリードしても佐々木選手も必死に食らいつき、会場も佐々木選手の展開に一喜一憂し、差が出てくるとササキコールまでも。最後にはスタンディングオベーションで佐々木選手を称えられました。

名場面4 2007年YONEX OPEN JAPAN

もう一度見たいYONEX OPEN JAPAN名勝負の第1位に輝いた試合を紹介します。YONEX OPEN JAPAN史上最高の激戦と言われていたこの年の決勝戦。前回の五輪とアジア大会の金メダリストのタウフィック・ヒダヤット選手(インドネシア)と当時世界ランク1位のリー チョンウェイ選手 (マレーシア)の決勝での戦い。
接戦で1-1となり、迎えた3セット目。中盤でリー選手が大幅にリードするも、ヒダヤット選手は華麗なバックハンドを見せつつ最後まであきらめませんでした。リー選手がマッチポイントを取った時も観客が目の離せないほどの好ラリーを続けました。

名場面5 2010年YONEX OPEN JAPAN

もう一度見たいYONEX OPEN JAPAN名勝負の第2位に輝いた試合を紹介します。リー・チョンウェイ選手(マレーシア)とリンダン選手(中国)の決勝の試合です。お互いに最高の好敵手と認め合っている、いわばライバル同士のアツい戦いです。お互いに点を取っては取られとの接戦になりました。
1-1になり、最終の第3セット。リン ダン選手の力強いスマッシュを何度も跳ね返し、ポイントを勝ち取るチョンウェイ選手の姿は息をのむほど。最終的に21-17でチョンウェイ選手が優勝しました。

まとめ

名場面は名試合から生まれ、最後まであきらめない姿勢の選手が勝利を手にすることができるのを感じ取れました。最近は日本人選手も大活躍でメダルを勝ち取っています。今後のバドミントン界に注目です。