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「マラソン王国」日本復活へ 世界との差は縮まった?

2018 11/21 11:00SPAIA編集部
ゼッケン付けて走る人,ⒸShutterstock
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女子もアフリカ勢が躍進

一方、女子はどうだろうか。世界最高記録こそ、ラドクリフが2003年にマークした2時間15分25秒だが、2位以下にはケニア、エチオピア勢がずらりと並ぶ。やはりアフリカ選手が世界を席巻しているのだ。

元々高い心肺機能に加え、高額賞金大会の増加などでモチベーションが高まっているのだろう。走ることで貧困から抜け出し、成功者になるというサクセスストーリーを夢見ることは、現代日本では非現実的だ。

女子マラソンの世界記録

ⒸSPAIA

日本女子も高橋尚子、野口みずき、渋井陽子らがしのぎを削っていた2000年代前半は強かった。その3選手の記録がいまだに日本歴代ベスト3を占めているのだから、近年の低迷も仕方ないように見える。

一部には練習量の少なさを指摘する声もある。また、昨年には世界選手権に出場経験のある原裕美子容疑者が万引で逮捕されるというショッキングなニュースもあった。

しかし、復活の兆しがない訳ではない。昨年の名古屋で日本歴代4位の好タイムで2位に入った安藤友香は、独特のフォームで“忍者走り”と話題になった。安藤とともに、世界陸上ロンドン大会に出場した清田真央も期待は大きい。また、今夏のアジア大会では野上恵子が銀メダルに輝いた。

女子マラソンの日本記録

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野口が2005年、ベルリンでたたき出した日本最高記録は当時世界歴代3位だった。あれから13年。東京五輪に向けて、ニューヒロインの出現が待たれる。

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