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【おったまげた!】埼玉県の陸上強豪校5選

2016 8/26 13:36
陸上 駅伝
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Photo by Oleksandr Lysenko/Shutterstock.com

プロスポーツチームを複数抱えていて、熱狂的なサポーターも多い埼玉県。スポーツ県として有名だが、陸上競技も人気が高いスポーツだ。ジュニアからシニア、短距離からマラソンまで、様々な大会が催されている。今回は、埼玉県の陸上強豪校を5校紹介する。

埼玉の駅伝を引っ張る強豪校「埼玉栄高等学校」

埼玉栄高等学校は、埼玉県さいたま市西区にある中高一貫の私立学校だ。普通科の4コースと保健体育科を設置していて、勉学、スポーツともに力を入れている。敷地内にスポーツセンターをはじめとしたスポーツ施設があるほか、校外施設として総合グラウンドとソフトボールスタジアムをもっている。
陸上は長距離が強く、全国高校駅伝に埼玉県の代表として男子は36回出場し優勝1回、女子は24回出場し優勝3回という実績を残している。

設楽兄弟を輩出した強豪校「武蔵越生高等学校」

武蔵越生(むさしおごせ)高等学校は埼玉県入間郡越生町にある私立校。略称として「ムサオゴ」「ムオゴ」と呼ばれることもある。難関大学を目指す進学コースとアスリートを育てる体育コースが設置されている。
陸上は全国レベルの力を持っており、特に長距離で実績を上げている。また、駅伝も強く県予選では毎年上位争いを繰り広げている。箱根駅伝で活躍した双子の設楽啓太(現コニカミノルタ)悠太(現Honda)兄弟の母校としても有名。

短距離に強い強豪校「立教新座高等学校」

埼玉県新座市にある立教新座高等学校は、キリスト教系で中高一貫の男子校だ。スポーツに力を入れていて、広い敷地内にはチャペルなどのほかに、体育館やジムをはじめとしたスポーツ施設も充実している。
陸上は論理的、合理的なトレーニングを取り入れ近年着実に力をつけている。2016年5月のインターハイ県予選では100mと4×100mリレーで優勝、4×400mリレーで3位に入るなどの成績を収め、見事男子の総合優勝を果たした。

公務員ランナー川内優輝選手の母校「埼玉県立春日部東高等学校」

埼玉県春日部市にある春日部東高等学校は、陸上競技に力を入れている公立高校だ。1977年開校と比較的新しい学校で、関東では唯一となる人文科を設置しているのが特色になっている。
陸上部は県内の強豪校として知られていて、短距離、長距離ともに県大会では上位に。駅伝も強く毎年上位争いに顔を出すが、全国への道は埼玉栄の壁に阻まれている。
公務員ランナーとして活躍している川内優輝選手の母校としても有名である。

着々と力をつけてきた陸上「昌平高等学校」

昌平(しょうへい)高等学校は埼玉県の北葛飾郡杉戸町にある私立高校だ。勉学の面では国際教育に力を入れており、交換留学などを積極的に行っている。スポーツ面では指導者を招へいして強化をすすめており、着々と成果を上げつつある。
陸上でも年々実力をつけ、女子駅伝では埼玉県内でも上位争いを演じるように。2016年2月の埼玉県駅伝競走大会では総合順位3位、さらに3区を走った金森遥選手が区間賞をとる活躍を見せてくれた。

まとめ

駅伝では埼玉栄高校が圧倒的な実績を誇っているが、他の学校も着実に強化を進めている。今後どのようなドラマが生まれるのか期待したい。