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16年ぶりに日本新!男子マラソン界に新しい光りをもたらした設楽悠太(後編)

2018 3/6 17:34きょういち
マラソン,ランナー,日の出
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練習方法も新たな時代に

実戦の多さも特徴だ。今年に入り、2週間に1度のペースでレースに出ていた。これは川内優輝(埼玉県庁)も同じだが、レースを練習代わりに調整している。これも、かつてのランナーからすれば異例だ。

設楽の快挙を喜ぶ日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダー・瀬古利彦だが、この練習方法で結果を出されたことには複雑な思いがあるかもしれない。一昨年の福岡国際マラソンで川内優輝が結果を出したとき、川内は瀬古のかつての練習方法をまねて、70キロ走を行うなど、走り込みを重視した。その後、瀬古と話した時にこう言っていた。

「今の若い選手は効率ばかり重視するが、非科学的に見えても長い距離を走り込むことは重要。川内はそれをやってくれた」。

設楽はその真逆をいく練習で結果を出した。日本記録が16年ぶりに更新され、その練習方法も新たな時代に突入するかもしれない。

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