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ニューイヤーの前哨戦 東日本はホンダが制す

2017 11/6 15:55きょういち
駅伝
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DeNAと日立物流が台風の目に

 チーム事情によって、起用は異なる。6位に終わった日清食品グループは、神野と同じように福岡国際マラソンを走る佐藤悠基を1区で起用した。佐藤にはいつものキレがなく、1区6位に終わった。佐藤を起用せざるを得なかったのだろう。ただ、2区を走った村沢明伸も本来の力を出せず、区間10位。この2人が本調子になれば、ニューイヤーも面白いだろう。

 検討したのは3位のDeNAと4位の日立物流だろう。

 DeNAは、瀬古利彦がいた1980年代の強豪エスビー食品を引き継いだチーム。高校時代から駅伝で有名な上野裕一郎をケガで欠きながら、6区の途中までトップだった。選手層が厚いとは言えないが、ニューイヤーでは面白い存在になるだろう。

 最終区間にトップでたすきをつないだ日立物流は今大会の台風の目だった。1区でトップに立ち、流れをつくった。コニカミノルタにいた設楽啓太が移籍し、選手層も厚みを増した。日立物流という名は、あまり有名ではないかも知れないが、今後、強豪になるかもしれない。

 駅伝の醍醐味とも言える、全国への出場権争いは今回も面白かった。

 警視庁が最終7区で二つ順位を上げて12位となり、2年ぶり4回目の出場を決めた。有力選手を集められない警視庁だが、1区で5位に立つなど、今大会を盛り上げたチームだった。

 一方、25年連続でニューイヤーに出場中だった小森コーポレーションは出場権に32秒及ばなかった。1区で22位と出遅れたのが響いた。駅伝は「流れ」というが、それを見せつけられる結果だった。

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