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注目の日本男子短距離陣 世界選手権のリレーの走順を勝手に予想する

2017 7/5 09:59きょういち
陸上
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3走は日本選手権で辛酸をなめた男

 3走はリオでもこの走順だった桐生祥秀(東洋大)で間違いないのではないか。100メートルで代表権を逃した桐生だが、400メートルリレーでは唯一間違いなく走る選手ではないかと思う。

 理由の一つは2走と同じで、バトンパスのうまさが求められるからである。2走飯塚、3走桐生のバトンパスはリオのメンバーでも最高レベルで、この2人の走順は陸連関係者に言わせれば「鉄板」だそうだ。

 そして、今回の100メートルでは力を出し切れなかったものの、現役日本最速の10秒01の走力は日本ナンバーワン。カーブの走り方もうまく、桐生が3走を外れる可能性は少ないとみる。

アンカーはバトンパスのリスクを減らして…

 リオではケンブリッジが走ったアンカーは、日本選手権で100メートルと200メートルの2冠に輝いたサニブラウン・アブデルハキーム(東京陸協)が第1候補になる。

 その走力と勝負強さがアンカー向きという反面、バトンパスが苦手という後ろ向きの理由もアンカー向きである。

 不安材料は、バトンパスが苦手なのに、世界選手権に向けてあまりバトンパスの練習ができないと言われているところである。先述の通り、日本の武器はバトンパスの技術であり、繰り返し練習することで研ぎ澄ましてきた。それができないのは日本にとっては痛い。だからこそ、リレーという種目は単純に4人の合計タイムだけの測れない種目なのである。

 ここにリオと同じくケンブリッジが来ることもあるだろうし、やはりバトンパスに不慣れな多田も候補の1人になる。多田がアンカーになった場合は、サニブラウンかケンブリッジが1走にいくことになる。

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