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国際陸上競技連盟公認の陸上競技種目

2016 12/9 12:03
陸上
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Photo by Suzanne Tucker / Shutterstock.com

走る、投げる、跳ぶといった人間の基本的な運動能力を競う陸上競技はオリンピックでの花形です。その陸上競技を世界的に統括しているのは国際陸上競技連盟です。国際陸上競技連盟によると、陸上競技はどのような種目があるのでしょうか?まとめてみました。

トラック競走

トラック競走は、文字通りトラックを使って、足の速さを競います。
短距離走に分類される100メートル、200メートル、400メートル。走力だけでなく、ハードルを跳ぶ技術力も求められるハードル競技には、女子の100メートルハードル、男子の110メートルハードル、400メートルハードルがあります。
中距離に分類される800メートル、1000メートル、1500メートル、1マイル、2000メートル、3000メートル、3000メートル障害。
長距離に分類される5000メートル、10000メートル、20000メートル、1時間走、25000メートル、30000メートル。
また、リレーの4×100メートルリレー、4×200メートルリレー、4×400メートルリレー、4×800メートルリレー、4×1500メートルリレーがあります。距離によって、瞬発力と持久力の求められ方が違います。人類はどこまで速く走れるのか、限界に挑戦する醍醐味があります。

道路競走

道路競走は10キロメートル、15キロメートル、20キロメートル、ハーフマラソン、25キロメートル、30キロメートル、フルマラソン、100km、ロードリレー(42.195km)があります。競走競技がトラックで行なわれるのに対して、道路競走はその名が示す通り、一敗の道路を使って競技が行なわれます。オリンピックには、フルマラソンが正式な種目になっています。道路競走は、一般の公道を使って行なうため、コースが示唆に富み、応援する観客との距離も近くなります。

投てき競技

フィールド競技の一つ、投てき競技には、砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、やり投げが含まれます。投てきの文字通りの意味は、投げうつことです。それで、砲丸、円盤、ハンマー、やりといった重いものを投げて、その距離で競います。砲丸投げ、円盤投げ、ハンマー投げ、やり投げは似た種目にも感じますが、使う筋肉や投げうつフォームは、それぞれ違います。それぞれ似て非なるスポーツです。歴史的にも古くから行なわれており、由緒あるスポーツと言うことができます。

跳躍競技

フィールド競技には、投てき競技と、もう1つ跳躍には、走り高跳び、棒高跳び、走り幅跳び、三段跳びが含まれます。跳躍競技はどれだけ高く跳べるのかを競います。走り高跳びは垂直に跳んで、飛び越えられたバーの高さを競います。棒高跳びは、棒の反発力を利用して垂直に跳んで、飛び越えられたバーの高さを競います。走り幅跳びは、助走を使って、どれだけ遠くに跳べるかを競います。また、三段跳びは三歩でどこまで遠くに跳べるかを競います。

混成競技

混成競技とは、トラック競走とフィールド競技を合わせて行なう競技です。混成競技には、女子の七種競技、男子の十種競技が含まれます。
女子の七種競技には、100メートルハードル、200メートル、800メートル、走り幅跳び、走り高跳び、砲丸投げ、やり投げが含まれます。男子の十種競技には、100メートル、400メートル、走り高跳び、走り幅跳び、砲丸投げ、110メートルハードル、円盤投げ、棒高跳び、やり投げ、1500メートルが含まれます。アスリートの総合的な力が試され、この種目のチャンピオンは、キング・オブ・アスリートと呼ばれます。

競歩

競歩は10000メートル競歩、20000メートル競歩、30000メートル競歩、50000メートル競歩、20キロメートル競歩、50キロメートル競歩があります。競歩の名の通り、歩く速さを競う競技です。どちらかの足を必ず地面につけて歩かなければならず、前に出した足の膝は伸ばさなければなりません。こうした歩き方を守りながらタイムを競います。それで、歩き方を見張る審判がいます。世界陸上やオリンピックにも正式な種目になっているれっきとした競技です。

まとめ

国際陸上競技連盟が公認する陸上競技の種目をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか?人間の基本的な体の限界を競う陸上競技は、魅力がいっぱいです。さまざまな種目がありますので、注目して見たいと思います。