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31日（日）に開催される「第40回大阪国際女子マラソン」のテレビ解説を務める増田明美が見どころ語った。
今大会は前田穂南と一山麻緒の東京五輪代表2人が出場し、ペースメーカーには異例の現役男子ランナー・川内優輝が起用されることから、2005年に野口みずきがマークした2時間19分12秒の日本記録更新が期待されている。さらに新型コロナウィルスの感染状況を踏まえ、公道を使用せず長居公園内の周回コースに変更されたことで注目度が高まっている。
増田は「オリンピック代表選手2人とも、この大阪で自信をつけて東京オリンピックに向かいたいと思っているので、速いレース展開になるだろう」と予想。周回コースに変更されたことには「記録が生まれやすいと思います。理由は3つ。コースが平坦で、風の影響を受けにくい。そしてリズムが作りやすい。日本の選手は周回コースに練習で慣れています。女子の1万メートルレースも400メートルを25周しますし、期待が持てます」とプラスに働くと強調した。
その上で、日本記録の可能性について「70パーセント」と高い期待を寄せている。
選手のプライベートなエピソードを紹介するなど「細かすぎるマラソン解説者」として人気の増田。今大会の主役2人には独特の感性からニックネームをつけたという。
「前田さんは足が長くて細くて美しく、そして根性があるから“ど根性フラミンゴ” というニックネームをつけました。結構本人も気に入ってるみたい。一山さんは走り方が野性的でパワフル。きれいな筋肉がついてサバンナの中にいるヒョウみたい。見とれてしまうような速さがあるので“野性のプリンセス”とつけました」
2人の走りについては「身長の高い人は持て余しちゃう動きをする人もたまにいるのですけど、前田さんは自分の長身を生かし切った走りをしてます。一山さんは骨盤が前傾した長い距離を走る上で理想的なフォーム」と違いを指摘し、市民ランナーにも参考になるのではと語った。
カンテレでは29日（金）午後10時52分から「教えて、増田先生！大阪国際女子マラソン」（関西ローカル）を放送。大会当日は正午から全国生中継される。
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