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全国トップクラスの強豪 大東文化大学の駅伝の歴史

2016 10/4 00:52
駅伝
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Photo by Photosani/Shutterstock.com

大東文化大学はスポーツ競技に特化し運動部全般を総称し、「大東スポーツ」と呼ぶ。数々の競技において輝かしい実績を誇る。
陸上競技部においても例外ではない。是非知っていただきたい「大東スポーツ」陸上競技部における駅伝の歴史を紹介する。

大東文化大学の大東スポーツと陸上競技部の歩み

大東文化協会(大東文化大学の前身)は、1923年に創設された。歴史ある大東文化大学は「東西文化の融合」を建学理念としており、異文化交流を積極的に行っている。世界中の人々との交流を大切にし、さまざまな留学制度や学生の海外留学を支援も行っている。大東スポーツ(大東文化大学運動部)は、スキー部女子が1970年代に札幌オリンピックに出場、首都大学野球リーグ戦1部春季大会では硬式野球部の初優勝を果たした。また陸上競技部は駅伝で何度も優勝し、ラグビー部は3度に渡って全国制覇するなど輝かしい活躍で全国でも有名だ。
陸上競技部は、始めは同好会として昭和41年の10月に発足した。メンバー全員1年生で箱根駅伝の予選会に出場したが、本戦には出場できなかった。昭和42年には1年生と2年生で予選会に出場し通過、第44回箱根駅伝出場を果たすことができた。

大東文化大学の陸上競技部 男子の成績

47回箱根駅伝に出場し、総合優勝は4度を誇る大東文化大学陸上競技部。東松山キャンパス総合グラウンドで日々練習している。平成2年度には、箱根駅伝・全日本駅伝・出雲駅伝に出場し、学生三大駅伝三冠を達成した。
東京箱根間往復大学駅伝競走には47回出場し、4度の優勝をしている。また秩父宮賜杯全日本大学駅伝対校選手権大会40回出場しており7度の優勝、そして出雲全日本大学選抜駅伝競走には17回出場で1度優勝とい成績を残している。2015年度は学生三大駅伝(出雲・全日本・箱根)に2年連続で出場を果たしており、今後の活躍が楽しみだ。

大東文化大学の陸上競技部 女子の成績

陸上競技部女子長距離は創設7年目を迎えた。チーム理念は「感動と感謝」、日々トレーニングに励んでいる。全日本インカレや関東インカレ、日本選手権大会などでも活躍し、世界大会でも多くの入賞者を輩出している。
5回の出場をしている全日本大学女子駅伝対校選手権大会では3年連続で準優勝を果たした。第94回の関東学生陸上競技対校選手権大会では女子トラックで優勝し多種目でも優勝、第28回のユニバーシアード競技大会では5000m、10000m、ハーフマラソンで入賞を果たしている。

大東文化大学の陸上競技部 創設50周年

2016年で陸上競技部は創設50周年を迎える。数名の同好会から始まり、今まで築き上げてきた歴史と伝統を大切に今後も活躍が期待される。2016年の4月に大東文化大学東松山キャンパスで大東文化大学陸上競技部50周年記念の式典が行われた。水卜麻美アナウンサーが司会で、OBやOGがたくさん参加された。
大東文化大学で主力選手として活躍していた佐々木悟選手が、リオデジャネイロオリンピックに男子マラソンで出場。壮行会が行われた。100周年に向け更なる活躍を期待し、注目したい大学だ。

まとめ

大東文化大学は男女ともに輝かしい成績を持つ大学である。他国との交流も盛んであり、これからも世界に羽ばたいてほしい。