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これで分かる、アメフトワールドカップ!2019年の日本はどうなる?

2016 12/1 16:42
アメリカンフットボールⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

日本のアメフトは、どれくらい強いのかご存じですか? ワールドカップの実績や国内の盛り上がり、2019年の予測など、今回は「アメフトワールドカップ」について、余すことなくご紹介します。

アメフトワールドカップの歴史

4年に1度、7月に行われているのがアメフトのワールドカップです。第1回大会は1999年にイタリアのパレルモで開催されました。その後、第2回大会は2003年にドイツのフランクフルト、第3回大会は2007年に日本の川崎で開催されました。 ここまでは「アメリカンフットボールワールドカップ」と呼ばれ、次の第4回、2011年のオーストリア・ウィーンの大会からは「IFAFアメリカンフットボール世界選手権」という名前に変更されました。

本場アメリカとワールドカップの関係

アメフト発祥の地であるアメリカ合衆国。実は、アメリカは第1回・第2回のワールドカップには出場しておらず、2007年に開催された第3回大会(日本・川崎)から出場を始めたという歴史があります。その第3回大会で、アメリカは初参加・初優勝を果たし、アメフトの実力を全世界に証明する形となりました。 その後、第4回大会、第5回大会(アメリカ合衆国・カントン)でも優勝し、見事にワールドカップ3連覇を達成しています。

日本のアメフトとワールドカップの関係

日本は、本場アメリカの次に強いと言われるほどの強豪国です。アメリカが参加していなかった第1回、第2回ワールドカップでは優勝を手にしました。 その後、アメリカが参戦した第3回大会では準優勝、第4回大会ではカナダに負けて3位入賞に終わりましが、第5回大会では再び準優勝を果たしたため、これまで優勝2回・準優勝2回・3位1回という好成績を残しています。 過去5回のワールドカップの成績を比べると、日本がメダルの獲得数が一番多いという実績があります。

日本でのアメフト人気はどれくらい?

アメフトの人気に関しては、日本でも年々盛り上がりを見せています。近年では動画サイトの普及により、いつでもどこでも過去の試合を見ることができるようになりました。また、SNSやLIVE配信などが身近な存在になり、選手の意気込みや練習の様子、生中継の試合も見られる時代です。 そのため、ワールドカップの第5回大会(2015)では、「日本対アメリカの熱戦」や「メキシコに勝利して準優勝を決めた瞬間」に、国内では大いに盛り上がりました。

2019年アメフトワールドカップの予測

2003年のワールドカップには4ヶ国しか参加していませんでしたが、2015年の大会には8ヶ国が参加してが行われました。日本やアメリカ以外にも、メキシコ、ブラジル、オーストリア、カナダ、韓国、フランス、スウェーデンなど、さまざまな国のアメフトチームが競い合っています。 どの国が優勝争いに加わるのか分かりませんが、過去の実績を考えれば2019年のワールドカップで日本が上位に入る可能性は高いでしょう。2015年にラグビーの日本代表が強豪南アフリカを破ったように、2019年には日本がアメリカを破る日が来るかもしれません。

まとめ

日本のアメフトは、アメリカの次に強いと言われるほどの実力です。過去の実績を振り返ると、ワールドカップでも優秀な成績を残しています。 2015年はラグビー人気が急上昇しましたが、2019年のワールドカップで日本がアメリカに勝利すれば、アメフト人気にも拍車がかかるに違いありません。