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Xリーグを観戦する前に知っておきたい、5人の外国人選手

2016 12/1 16:42
アメリカンフットボール,Shutterstock.com
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Photo by Melinda Nagy/Shutterstock.com

日本の社会人アメリカンフットボールリーグ、通称「Xリーグ」。 有名な国内アメフト大会でも、外国人選手が第一線で活躍しています。 今回は「過去に活躍した、もしくは現在も活躍している外国人選手5人」をご紹介します。

Xリーグの最前線で活躍、フランク・フェルナンデス選手

Xリーグの最前線で活躍していた外国人選手といえば、フランク・フェルナンデス選手です。 彼は2009年~2015年にオービックシーガルズに所属しており、オフェンシブ・ライン(OL)のポジションでした。187cm、134kgの大きな体で、とてもダイナミックなプレーを披露してくれました。背番号は67番を守り続け、オービックシーガルズのライスボウル3連覇に貢献しました。 彼のプレースタイルに憧れてアメフトを始めたという方も多数います。

Xリーグの努力家、ジーノ・ゴートン選手

2013年から富士通フロンティアーズに所属している外国人選手が、ジーノ・ゴートン選手です。 「努力と勤勉の名プレーヤー」という異名を持ち、「地上戦の主役」とも呼ばれています。ポジションはランニング・バック(RB)であり、相手のタックルに負けない「タフネス」と「スピード」を兼ね備えています。 178cm、85kgであり、体格には恵まれていません。しかし、誰よりもトレーニングと研究を行い、「年間最優秀選手」や「MVP選手」にも選ばれる実力の持ち主です。

ケヴィン・クラフト選手は、カリスマ外国人プレーヤー

「パスの貴公子」ともいえるカリスマ選手が、Xリーグで活躍しています。その名はケヴィン・クラフト選手です。 193cm、95kgの長身を利用して、クォーター・バック(QB)のポジションを獲得。2012年秋からIBMビッグブルーに所属し、リーグのパス記録を次々と塗り替えていきました。 アメリカのカリフォルニア大学LA校(UCLA)時代には、エースとしてチームを引っ張っていました。2013年からは、IBMビッグブルーの攻撃コーディネーターも兼任しています。

デレク・ファービー選手は、強力パスが魅力

2011年からノジマ相模原ライズに所属し、Xリーグで活躍している外国人といえば、デレク・ファービー選手です。 アメリカのハワイ大学アメフト部時代では、4年間で43試合も出場した実績があります。ポジションは、オフェンシブ・ライン(OL)です。187cm、125kgの体格から生み出される強力パスにより、ラン&シュートオフェンスが可能となっています。 ノジマ相模原ライズの「パワーラン攻撃」の中心となり、今後も活躍が期待されています。

ケアラカイ・マイアバ選手は、Xリーグを代表する頭脳派プレーヤー

2013年からオービックシーガルズに所属しているケアラカイ・マイアバ選手。 ニックネームは「カイ」であり、切れ者という評判があります。アメリカのカリフォルニア大学LA校(UCLA)時代にはオフェンシブ・ライン(OL)のリーダーを務め、チームの勝利に貢献していました。 186cm、134kgという体格ですが、パワーだけに頼らないプレーが魅力です。フットワークの速さ、頭脳プレーを兼ね備え、オービックシーガルズの2013年ライスボウル制覇を支えました。

まとめ

Xリーグで活躍している外国選手人は、とても魅力的な技術と戦略を持っているプレーヤーばかりです。 残念ながら「Xリーグでのプレー」を見ることができなくなった選手もいますが、多くのアメフトファンの心を動かしてきました。 今後の外国人選手の活躍にも注目していきましょう。