「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

社会人アメフトで強いチームってどこなの?気になる5つの強豪チーム

2016 12/1 16:42
アメリカンフットボールⒸShutterstock.com
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

アメフト好きならば知っておきたい、社会人アメフトチームの実力。 一体どんなチームがあるのでしょうか? 各チームの歴史や伝統、練習場所、強さの秘密などをまとめてご紹介します。

社会人アメフトで有名な「オービックシーガルズ」

Xリーグ(日本の社会人アメリカンフットボールリーグ)に参加している強豪チーム「オービックシーガルズ」をご存じでしょうか?千葉県習志野市の「オービック習志野グラウンド」を拠点として活動し、さまざまな大会で優勝実績のあるチームです。 Xリーグとライスボウル(日本一のアメフトチームを決定する大会)で合わせて15回もの優勝を果たしています。これは全国の社会人チームで最多の成績であり、今後もますます期待されるチームです。

実業団チーム「富士通フロンティアーズ」の実力

富士通の社員だけで構成されている、いわゆる実業団チームとして有名なのが「富士通フロンティアーズ」です。アメフトの実業団チームは珍しいのですが、Xリーグの強豪チームとして知られています。 神奈川県川崎市の「富士通スタジアム川崎」をホームとして活動しており、「富士通下野毛グラウンド」(高津区)を練習場所としています。 パールボウル(日本社会人アメフトリーグ春季大会)では2010年に優勝、Xリーグでは2011年と2013年に準優勝、2014年に優勝を果たしています。

「鹿島リクシルディアーズ」は、とても勢いがあるアメフトチーム

1989年、鹿島建設の社員15人で結成されたのが「鹿島リクシルディアーズ」です。当時は「鹿島ディアーズ」とも呼ばれており、1990年に関東社会人2部で活動していました。その後、1991年に関東社会人1部に昇格し、1995年にパールボウルで初優勝しました。1997年にはXリーグで優勝を果たし、わずか10年足らずで強豪チームとして有名になった歴史があります。 現在は鈴木修平(すずきしゅうへい)選手を主将として、東京都調布市にある柴崎グラウンドで練習しています。

チーム名が変わった「パナソニックインパルス」

「パナソニックインパルス」は、過去に何度かチーム名が変更されています。1974年~2008年は「松下電工インパルス」、2008年~2011年は「パナソニック電工インパルス」、2011年からは「パナソニックインパルス」として活動しています。 1974年に創部され、アメフト界と社内に衝撃を与えるという意味合いを込めて「インパルス」が使われています。1990年に初の社会人日本一となり、2004年と2007年にはライスボウルで優勝を果たしました。

降格なし「アサヒビールシルバースター」の実力

1970年に創部され、アサヒビールがスポンサーに付いている社会人アメフトチームです。当初は日本大学や日本体育大学のOBを中心に集め、1989年からは下位リーグ降格なしの強豪チームです。練習グラウンドは富士通と同じ「神奈川県川崎市の富士通スタジアム川崎」となっています。 Xリーグで4回、ライスボウルで3回の優勝を果たしており、スポンサーと長期契約をしている実績があります。今後も期待が高まる社会人チームです。

まとめ

Xリーグに参加しているアメフト社会人チームは数多くあります。 その中でも、今回ご紹介した5つのチームは「大会の優勝実績がある注目チーム」です。 毎年レベルの高い試合を繰り広げているため、今後も活躍に期待していきましょう。