2017年インターハイ女子バレー注目校！人間力が持ち味の誠英

卒業後もプロとして活躍する誠英の選手たち！

誠英は山口県の私立高校で、大正時代に創立されました。同校の前身である山口県三田尻高等女学校時代から女子バレーボール部は強豪校として名前が知られています。
誠英の卒業生にはV・プレミアムリーグの日立リヴァーレに所属する栗原恵選手や、同リーグのJTマーベラスに所属する中村亜友美選手など多数のバレーボール選手がいます。 伝統と実績を兼ね備えた誠英の選手たちが、どのような成績を収めているのかは次の章で紹介します。

実業団や大学とも肩を並べて戦える誠英！

誠英は県内においては負け知らずのチームです。全日本バレーボール高等学校選手権大会(以下、春の高校バレーボール大会))や国民体育大会(以下、国体)への出場はもちろん、大学や実業団が優勝を目指してしのぎを削る天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会(以下、天皇杯・皇后杯)において中国ブロック代表として出場を果たしています。
なお2016年度の天皇杯・皇后杯に出場した女子バレーボールチームのうち、高校が出場枠を獲得したのは誠英と九州ブロックの東九州龍谷(りゅうこく)高等学校の2校でした。

注目！全国大会で活躍の高身長コンビ

誠英では、学年の垣根を越えて多数の選手が活躍しています。さすが、全員がエースとして活躍することを常に意識しているチームです。その中で特に注目してほしいのが、高校2年生(2017年3月現在)の村田愛佳選手とヒックマン・ジャスティス選手の身長177cmコンビです。
2016年度の天皇杯・皇后杯をはじめ、他の全国大会でも彼女たちの活躍が注目されています。インターハイでは、2人のアタッカーが繰り出す高い打点からの攻撃が、チームを大きく活気づけてくれることでしょう。

常に「人間力」に磨きをかけるのが必勝の秘訣！

誠英では「人間力」の教育に力を入れています。試合中に発揮する技術だけでなく、挨拶や礼儀正しい振る舞いをしっかりとおこなうことがコートの中外、常に大切であるというのが、誠英の田渕正美監督が実践する指導方針だからです。
「人間力」を持つ選手とそうではない選手を比べるてみると、チームプレーにも些細な差が出てきます。1つ1つのプレーに妥協しないで取り組める「人間力」の強さが、瀬戸際で大きく影響するのです。
こうした指導を受けている誠英の選手たちだからこそ、大切な大会でも、充分に活躍ができるのではないでしょうか。

インターハイで着実に成績を残す誠英！

誠英は、これまでにも春の高校バレーベスト8や天皇杯・皇后杯に出場など実績を残しています。ではインターハイの成績はどうでしょうか。過去3年間のインターハイにおける成績は以下の通りです。

【インターハイの実績(過去3年間)】

• 2014年インターハイ(開催地：南関東)：1回戦出場
• 2015年インターハイ(開催地：大阪府)：準決勝出場
• 2016年インターハイ(開催地：山口県)：2回戦出場

過去3年間のデータから誠英は、インターハイを勝ち抜ける実力を持っているチームであることが分かります。新生チームで向かえた、新人戦や地区大会では着実に優勝を重ねています。その勢いは、インターハイで更に増すのではないでしょうか。

まとめ

インターハイ注目校の一つである誠英を紹介しました。誠英は実業団や大学とも積極的に試合に取り組んでいることから、他の高校ができない経験を多く積み重ねています。他のチームが滅多にできない経験を活かして、ぜひインターハイでも上位に食い込むチームとして活躍することを待ち望んでいます。