「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

2017年高校バレー男子インターハイの優勝予想は?

2017 3/16 09:28tomon
バレーボール
このエントリーをはてなブックマークに追加

出典 alphaspirit / Shutterstock.com

2017年が明けてすぐの春高バレーは終わり、次はいよいよインターハイですね。 出場校は日々練習を重ねてさらに磨きを掛けていることでしょう。 そこで、2017年高校バレー男子インターハイの優勝候補を、昨年の結果を踏まえて5校ピックアップしました。

やはり昨年の優勝校「駿台学園(東京)」

やはり、昨年の優勝校の駿台学園は一番の優勝候補ですね。決勝戦は大阪の清風高校と対戦し、2-0のストレート勝ちであっさり優勝を決めています。一昨年の準優勝から悔しさをばねに我慢のバレーを学び取り、全員が自分との限界に臨んだことがポイントです。
強さの理由は、中高一貫校なのでチームワークが中学時代から受け継がれていることと言えます。また、国体でも優勝経験があり、2017年の春高バレーでも優勝しています。大試合での経験が豊富であることが大きな強みになっているようです。

昨年の準優勝校も見逃せない「清風高校(大阪)」

もちろん、昨年の準優勝校の清風高校も優勝候補の1つですね。駿台学園と共に決勝戦まで負けなしの試合運びでした。第1セットでは相手のミスでリードしましたが逆転され、結局は優勝を許してしまいました。
実は、清風高校は前評判が低く、近畿大会でもベスト8でした。しかし、180センチ台の選手が揃い、強烈なスパイクや粘り強さや底力のあるチームですので、今後の活躍が大いに期待ができます。また、文武両道の学校ですので頭脳プレーも期待できます。

注目選手揃いの「星城高校(愛知)」

昨年の結果はベスト4でしたが、星城高校も優勝候補です。準決勝では優勝校の駿台学園と対戦して惜しくも敗退となり、京都の東山高校と共に第3位となりました。しかし、個人の部では、優秀選手賞に都築仁選手、石黒拓未選手、真子康佑(まなご こうゆう)選手の3名が選ばれ、ベスト6に都築仁選手が選ばれるなどの快挙でした。
また、星城高校は、全日本男子バレーのメンバーである石川祐希選手の出身校で、彼が在籍していた頃は、チームを何度も優勝に導いていました。大きな試合での経験を生かした堂々たるプレーが期待できます。

優勝候補の一角「上越総合技術高校(新潟)」

新潟県の上越総合技術高校も優勝候補の一角に挙げられます。昨年のインターハイでの成績は振るいませんでした。また、昨年の春高バレーでも強豪の東福岡に敗れてベスト8に進めず、対戦相手に運がありませんでした。
しかし、高校男子バレー界で注目のエース新井雄大選手がいます。最高到達点は342センチと全日本クラス並みで、バックアタックを次々と決めてチームを引っ張っています。伝統と実績があり、2017年のインターハイでは大暴れの予感があります。

昨年のベスト8「創造学園(長野)」

長野県の創造学園高校は、準々決勝で前評判のない京都の東山高校に2-0で敗れ、ベスト4に残れませんでした。昨年の春高バレーでは、強豪東福岡高校に敗れて決勝戦に駒を進めることができませんでしたが、
しかし、大善戦でチームとしては好成績の第3位でした。また、高校男子バレー界で注目の選手が2名います。池田颯太選手と中野竜選手です。共に身長は180センチ越えで、1年生からレギュラーなので試合経験が豊富です。今年は彼らが3年生なので、大いに期待ができます。

まとめ

2017年高校バレー男子インターハイの優勝候補を、昨年の結果を踏まえて5校ピックアップしました。 常に上位を占める強豪校はもちろん有力ですが、前評判がない無名の学校は攻略されようがないので強いですね。試合が楽しみです。