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2017年バレーボール女子インターハイ注目選手を一挙5人ご紹介!

2017 3/16 09:28tomon
バレーボール
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Photo by Monkey Business Images / Shutterstock.com

一生懸命で溌剌とした高校生のバレー選手は、元気があるので思わず声援を送りたくなります。 春高バレーはすでに終わり、次のインターハイに向けてどのチームも日々練習に励んでいます。 ここでは、2017年のインターハイで注目されている高校女子バレーボール選手を5人紹介します。

下北沢成徳高校:黒後愛選手(ウイングスパイカー)

東京都にある下北沢成徳高校の黒後愛選手は、東京五輪での活躍が期待されている選手の一人です。バレー強豪校で1年生でいきなりレギュラーの座を獲得し、チームをインターハイと春高バレーの2連覇に導きました。
身長は181センチ、最高到達地点は302センチで、スパイクは87キロものスピードを出し、高校生とは思えない身体能力の持ち主です。また、高校での成績もトップクラスで、何もかもがパーフェクトなスーパー女子高生です。

下北沢成徳高校:石川真佑選手(ウイングスパイカー)

下北沢成徳高校の石川真祐選手は、全日本男子バレーの石川祐希選手の妹です。父は陸上、母はバスケットボールの元実業団選手で、スポーツ一家なのです。石川選手は、中学時代は生まれ育った長野を出て、単身でバレーの強豪校である愛知県の裾花(すそばな)中学校の今井名監督の下で練習を重ねてきました。中学生でこの情熱と勇気は素晴らしいものです。
もちろん、今は、黒後愛選手と共にチームを引っ張り、インターハイと春高バレーの2連覇の貢献者となりました。

金蘭会高校:宮部藍梨選手(ウイングスパイカー)

大阪府にある金蘭会高校の宮部藍梨選手は、身長182センチ、64キロ、股下がなんと106センチもあるスーパーモデル並みのスタイルです。それだけでなく、最高到達点は309センチで、凄まじいジャンプ力とアタックで、攻撃、守備のどちらもこなします。ナイジェリア人の父を持つハーフだけあって、恵まれた身体能力の持ち主です。
昨年は、ワールドグランプリに高校生で初めてエントリーされました。チームは、以前インターハイや国体、春高バレーで優勝経験がありますが、2017の春高バレーでは準決勝で岡山の就実に敗れました。

金蘭会高校:林琴奈選手(ウイングスパーカー)

林琴奈選手は、宮部藍梨選手と同じ金蘭会高校です。中学時代は、大阪北選抜のキャプテンを務めるほどの実力の持ち主です。今のチームのスタイルは、林選手がレシーブ、宮部選手がアタックするパターンで粘りのある試合をこなしています。
そのレシーブが認められ、昨年は高校1年生ながら全日本ユースの代表に選ばれました。2017年の春高バレーでは、宮部選手の腰痛もあり準決勝どまりでしたが、次のインターハイでは奮起してほしいものです。

八王子実践高校:東谷玲衣奈選手

東京都にある八王子実践高校の東谷玲衣奈選手は、1年生からレギュラーの座を勝ち取っています。2016年の春高バレーの準決勝でアタック27点、ブロック7点を奪って大阪の強豪金蘭会高校を破った実力を持っています。身長は171センチで小柄ですが、ガーナ人の父を持つハーフなので、日本人離れしたジャンプ力を持ち、身体能力にはたいへん恵まれています。
また、感情豊かな選手で、試合中に雄たけびをあげながらガッツポーズをしてしまい、主審に注意されたこともあります。2017年の春高バレーでは、チームは準優勝した就実に準々決勝で2-0で敗退しました。

まとめ

体格、実力ともに年々レベルがあがってきている高校女子バレーボール。どの注目選手も東京オリンピックに出場することに目標を置き、バレーに対する情熱や根性は並々ならぬものでしょう。 2017年のインターハイは大いに期待が持てそうです。