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シンクロナイズドスイミングで使われた名曲5選

2017 2/9 18:26
シンクロナイズドスイミング
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Photo by BrunoRosa / Shutterstock, Inc.

2016年に開催されたリオデジャネイロオリンピックで“マーメイドジャパン”が3位に入賞したシンクロナイズドスイミング。デュエットやチームといった競技があり、音楽と演技が“シンクロ”し一体となる姿は感動的。そこで今回はその音楽にスポットをあてて紹介していく。

ロシアがオリンピック金メダルを獲得した壮大なフリーでの名曲

2016年のリオデジャネイロオリンピックで、ロシアチームが金メダルを獲得したシンクロナイズドスイミングで使われた名曲をご紹介。フリーで使われた『Archangel』と『Strength of a Thousand Men』は、金メダルの演技に相応しい壮大な楽曲だった。
アメリカのロサンゼルスにあり映画音楽などを手がけている「Two Steps from Hell」というプロダクションが制作した楽曲だ。このプロダクションは、フィギュアスケートや体操などにも愛用されている有名な曲を多く製作している制作会社だ。

パワーメタル・バンドの楽曲を使用し話題となった名曲

次にご紹介するのは、リオデジャネイロオリンピックでデュエットの三井梨紗子選手と乾友紀子選手が使用した名曲。三井・乾友ペアはテクニカルルーティンで、アメリカのパワーメタル・バンド「Kamelot(キャメロット)」の曲を使用して話題となった。
『Ghost Opera』や『Karma』、『The Spell』の曲を組み合わせたメドレーの構成で、メタルの力強さとシンクロの優雅さが見事に融合。2人はフリーでも素晴らしい演技を見せ、見事銅メダルを獲得した。

作曲家“大沢みずほ”さんが手がけたシンクロナイズドスイミングの名曲

日本チームのシンクロナイズドスイミングに使われた曲には、作曲家“大沢みずほ”さんが手がけた楽曲が数多くある。
アトランタオリンピックで日本チームが銅メダルを獲得した『忍者』や『日本』、アテネオリンピックでは銀メダルを獲得した日本代表チームの『サムライinアテネ』や、デュエットの『JAPANESE DOLL』などを作曲。テーマに合わせたインストゥルメンタル音楽を得意としており、シンクロナイズドスイミングのみならず舞台や式典などの音楽も幅広く手がけている。

リオデジャネイロオリンピックで銅メダルを獲得した名曲

はじめにリオデジャネイロオリンピックのチーム競技でロシアが金メダルを獲った楽曲を紹介したが、日本が銅メダルを獲得した曲も感動的な名曲だ。
作曲者はテクニカルルーチンとフリーとも大沢みずほさんと佐藤亘さん。『弥栄日本』や『AMATERASU?輝く夜明け』の2つの楽曲は和楽器を多く用いて演奏されており“和”をコンセプトに作曲されている。また開催されたリオデジャネイロの雰囲気も考えて、サンバ風のエッセンスも取り入れられている。

番外編!『ウォーターボーイズ』で使われた名曲たち

最後は番外編として、映画『ウォーターボーイズ』で使われた名曲を紹介する。男子のシンクロナイズドスイミングを一躍有名にしたこの映画には、数多くの演技曲がある。エンディングでも使用されたフィンガー5の『学園天国』や、ザ・ベンチャーズの『DIAMOND HEAD』などノリノリの名曲が使用されている。
また個性的な青江三奈の『伊勢佐木町ブルース』も使われるなど、曲名を知らなくても誰もが一度は耳にしたことがある名曲ぞろいだ。

まとめ

シンクロナイズドスイミングで使用された名曲を紹介した。誰もが知っている名曲から、チームのイメージに合わせて作られたオリジナル曲まで、さまざまな種類があった。
シンクロナイズドスイミングにとって音楽と演技は常に一体であり、これこそまさに“シンクロ”。演技はもちろん“音楽”という面でも楽しめるスポーツだ。