大相撲の次代を担う注目力士5人をピックアップ | SPAIA

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大相撲の次代を担う注目力士5人をピックアップ


アクロバット相撲で観客を魅了する宇良関、新入幕後に注目

宇良関は1月場所、十両3枚目という位置で11勝4敗という好成績を挙げ、3月場所での新入幕が確実だ。横綱や大関になるためには体格の良さも大きな条件だが、小兵力士が大型力士に勝つこともあるのが大相撲の魅力だ。それを取り組みの中で見せてくれるのが宇良関なのだ。
宇良関の特徴は「アクロバット相撲」と言われる独特の取り口だ。その最たる決め技が「居反り(いぞり)」で、相手の懐に飛び込んで膝を抱えながら上体を反らして後ろに投げ飛ばす大技だ。学生時代は何度も成功しているが、大相撲の本場所ではまだ成功していない。
しかし、1月場所の13日目、関取最重量力士の天風に対して相撲史上十両以上では誰も決めていなかった幻の技「たすき反り」を炸裂させて勝利した。また、昨年の7月場所では腰に相手の身体を乗せて土俵の下に投げ飛ばす珍しい「腰投げ」も見せており、いつどの瞬間に大技を繰り出すのか目が離せない楽しみがある力士だ。
取り口から人気も急上昇していて、宇良関の父親の出身地である沖縄では入幕時から熱烈応援があり、そして今や人気ぶりも全国区だ。新入幕となる3月場所での大暴れが期待出来る。

低迷期を脱出し、人気に実力が伴いつつあるのが遠藤関

遠藤関は日大相撲部から角界入りし、幕下付出しから史上最速の3場所で華々しく新入幕した。当時は大銀杏も結えない初々しいマゲ姿が人気を集めた。しかし、左足首負傷や取組中に左膝半月板損傷などのケガから休場を繰り返しながら十両に転落。それでも、ケガを克服して2016年9月場所では見事に幕内に復帰。東前頭14枚目で13勝2敗という成績で技能賞を獲得した。
11月場所ではさらに番付を上げて横綱白鵬と3大関を倒した。結果的には7勝8敗で負け越したが、横綱や大関との対戦で善戦するなど価値ある負け越しだった。
年が明けての今年の1月場所では西前頭4枚目で前半戦は好調に勝ち星を重ねていたものの、後半崩れて前場所と同じ7勝8敗に終わった。しかし、2大関を破るなど着実に自力を付けている。膝も少しずつ良くなっており、前へ押す威力も戻っている。
2場所連続で惜しい負け越しに終わったものの、幕内上位に定着する力が付いている。柔軟な下半身と土俵際での粘りが特徴で、相撲の巧さでは大関陣にも引けを取らない。後は立ち会いでの当たり負けが無くなれば三役定着も見えてくるだろう。

近い将来の大関候補、正攻法の相撲で人気上昇中の正代(しょうだい)関

正代関は熊本県出身の時津風部屋所属の力士で現在25歳。東京農業大学の2年生で学生横綱になり、卒業後の2014年3月場所で角界入りした。身長183センチ体重160キロという恵まれた体格と優れた相撲勘により、末は大関横綱と入門時から将来を嘱望されていた力士だ。2015年11月場所では13勝2敗で十両優勝を飾った。この時点で大器と評され、年が明けた1月場所で新入幕。いきなり10勝5敗という成績で敢闘賞を受賞した。
西前頭6枚目で迎えた3月場所でも9勝6敗で勝ち越したが、5月場所では横綱大関と当たる前頭2枚目の位置で、初日から6連敗となり6勝9敗で負け越す。2016年最後の11月場所では西前頭3枚目で11勝を挙げ2度目の敢闘賞を獲得。2017年の1月場所では西関脇で7勝8敗と負け越したものの、13日目まで7敗で堪えて負け越し決定を粘り、大健闘と讃えられた。
次の3月場所では3役から陥落し、平幕に戻ると予想されるが、ここ数場所の取り組みから見て、横綱大関を脅かす1番手という声が上がっている。得意技は右四つに組んでの寄り。引き技には頼らない体力を生かした正攻法の相撲で、今年中の大関獲りを目指す。

1月場所で2横綱を撃破し、才能が開花した御嶽海(みたけうみ)関

2017年1月場所で大活躍した御嶽海関は、四股名が示すように長野県木曽郡の出身だ。小学生の時で行われた相撲大会で自分より小さい相手に負けた悔しさから、地元の少年相撲クラブに入ったのが相撲を始めたきっかけだ。
東洋大学に進み相撲部に入ると、突き押し相撲で相手を一気に土俵下に押し込む得意の型を作る。大学時代は4年生で学生横綱とアマ横綱のダブルタイトルに輝き、通算15ものタイトルを獲得した。それでも卒業後に角界入りする意思はなかったが、出羽海親方からの熱心な誘いを受け、内定していたアマチュア相撲の強豪である和歌山県庁への就職を断って出羽海部屋への入門を決意した。
御嶽海関は2015年3月場所で初土俵を踏み6勝1敗、翌5月場所では6勝1敗と2場所連続して大きく勝ち越し、7月場所での十両昇進が決定した。そして新十両で11勝4敗という成績で優勝した。僅か2場所で十両を通過し、2015年11月場所で新入幕。約1年間は番付が幕内上位から中位あたりで上下していたが、2017年1月場所、日馬富士と鶴竜の2横綱を破り11勝4敗の成績で技能賞を獲得し、上位に通用する力がついたことが証明された。

大関候補1番手、自身2度目のチャンスに挑む高安関

現在、大関候補1番手として注目されているのが高安関だろう。2005年、中学卒業とともに角界に入門した高安関は2011年7月場所に新入幕を果たし、見事9勝6敗で勝ち越した。得意は強烈な突き押しだが、幕内を経験しているうちに左四つに組んでの寄りや上手からの投げ技なども繰り出すようになり、次第に万能型力士として開花して行った。
2016年には7月場所11勝4敗で技能賞、関脇に昇進した9月場所は10勝5敗で敢闘賞に輝いた。連続2桁勝ち星を挙げたことで、11月場所では大関獲りに挑んだが、中日までに12日目に負け越しとなり、目標達成は成らなかった。しかし、小結に番付を下げた2017年1月場所では、白鵬と鶴竜の横綱2人と照ノ富士、豪栄道、琴奨菊の3大関を倒し11勝4敗と復活。大関取りのチャンスをぐっと引き寄せた。
所属している田子ノ浦部屋の兄弟子である稀勢の里が優勝して横綱に昇進したことも大きな刺激になっているものと見られ、3月場所で2度目の大関獲りというチャレンジに挑む。なお、高安関は母親が同じフィリピン出身のタレント・秋元才加さんと幼なじみで、お互いに応援していることで知られている。

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