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東京五輪が待ちきれない!ソフトボール女子日本代表の選手予想まとめ

2017 1/10 14:42
ソフトボール,ⒸShutterstock.com
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Photo by kayannl/Shutterstock.com

ソフトボールは、東京五輪で2大会ぶりに競技種目として復活する。日本はソフトボール大国であり、代表チームも北京五輪での金メダルなど優秀な成績を残している。今回は、2020年の東京五輪に日本代表として活躍が期待される選手についてまとめてみた。

選手予想その1~投手なら上野由岐子選手

日本女子ソフトボール界で名実ともに最高のスター選手といえば上野由岐子選手だ。日本代表の不動のエースとして、北京オリンピックでの日本金メダルの原動力となったことは記憶に新しいところである。
現在34歳とベテランの域に入った上野選手だが、国内リーグでも相変わらずの豪腕で大活躍!2012年には2度目の世界選手権優勝にエースとして貢献し、2013年には自身7回目の完全試合を成し遂げるなど、もはや伝説級ともいうべき実力を誇っている。 東京五輪の年には38歳となっている上野選手だが、もともとのポテンシャルが超人的なので、ケガをしないかぎりは問題なく日本代表のエースとして登板してくれるはずだ。

選手予想その2~上野選手の後継者は?

上野選手があまりにも偉大であるため、後継者となれる投手はなかなかいないが、そんな中、藤田倭選手は次のエースとして活躍が期待される選手だ。 藤田投手は「太陽誘電ソルフィーユ」に所属する選手で、2016年度の日本リーグでは最多勝利投手賞に輝いた実力派である。 藤田選手がすごいのは、打者としても抜きん出ていることだ。2016年シーズンでは、投手であるにもかかわらず本塁打王と打点王も獲得している。
日本代表においても、1990年生まれとまだ若いにもかかわらず、2012年、14年の世界選手権二連覇のメンバーとして経験を積んでいる。東京五輪でも投手陣の一人として選抜することは間違いないだろう。

選手予想その3~捕手なら我妻悠香選手

東京五輪の日本代表に捕手として選抜される選手を予想するのはかなりむずかしい。捕手の場合、経験を積むほど実力も上がるので、ベテラン選手の方がある程度有利になるだろう。 しかし、ここではあえて1994年生まれの若手捕手、我妻悠香選手を上げたいと思う。我妻選手は、上野選手と同じチームでレギュラーとして活躍している。
捕手の実力は、「いかに優れた投手の球を数多く受けているか」という経験と比例する。球界最高の投手である上野選手の球を受けている我妻選手は、2020年の東京五輪までに大きく成長することが期待できる。

選手予想その4~内野手なら渥美万奈選手

内野手のなかではショートストップはもっとも技術の必要なポジションであるため、チームのなかで一番野球センスのすぐれた選手が選ばれるのが通常である。 内野手で女子日本代表入りが強く予想されるのは、強豪トヨタ自動車ソフトボール部のショートストップとして、また日本代表メンバーとしても活躍している渥美万奈選手がいる。
渥美選手は守備の上手さだけでなく、打撃センスも兼ね備えた選手として定評がある。2016年シーズンでもすぐれた捕殺数と打撃率を残しており、ベストナインに選ばれている。

選手予想その5~外野手なら長崎望未選手

外野手として東京五輪の代表選手に選ばれることが確実視されているのが、渥美選手と同じくトヨタ自動車で活躍している長崎望未選手だ。 長崎選手は子どもの頃から抜きん出た才能が注目されていた。小学生のころから男子チームで4番を打ち、高校時代にはインターハイで優勝している。 高校卒業後、トヨタ自動車に入部した年にいきなりレギュラーとして活躍。新人賞、本塁打王、打点王、ベストナインに選ばれるという素晴らしい成績を残している。
代表チームには2014年から選抜され、監督から「天才」と絶賛されるなど、東京五輪の主要メンバーとして活躍することが大いに期待されている。

まとめ

北京五輪を最後に競技種目から外れていたソフトボールが東京五輪で復活する。日本はアメリカに次ぐメダル獲得数をほこるソフトボール大国である。ベテランから若手まで実力派ぞろいの選手が大勢いる日本女子代表の活躍が今から楽しみである!