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【最高】コンフェデレーションズカップの歴代MVP選手を大紹介

2017 4/25 21:52dada
サッカー
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Photo by AGIF/Shutterstock.com

コンフェデレーションズカップで表彰された歴代のMVP選手について紹介する! これまでの直近5大会のMVP選手をピックアップ。 あの名選手の凄さやプレースタイルについても触れていく。

2001年大会MVP!ロベール・ピレス

2001年大会のMVPはロベール・ピレス選手だった。この大会で優勝したフランス代表は、ピレス選手をはじめ、ニコラ・アネルカ選手、パトリック・ヴィエラ選手、マルセル・デサイー選手などを擁し圧倒的な戦力を誇っていた。
日本代表とも対戦したが、日本はこのフランスを前になすすべがなかった。
ピレス選手は常にフランスの中盤でボールを供給。相手の攻撃の芽を摘み取り、味方の攻撃を牽引し続けた。地味な役割も多い彼だが、彼なしではフランスの躍進もなかっただろう。後の2003年コンフェデレーションズカップでも活躍している。

2003年大会MVP!ティエリ・アンリ

2003年大会のMVPはティエリ・アンリ選手だ。 日本代表とも対戦し、あの中田英寿選手や小笠原満男を軽くあしらい、多くの日本人にも技術の高さを見せつけた。
常に安定して得点を挙げられる選手で、代表やクラブともに信頼の厚い選手で知られている。自身が最も長く所属していたアーセナルFCでは、2003-04シーズンに無敗優勝を経験。チームの大黒柱として躍動し続けた。 引退後はベルギー代表のスタッフなどとしても活躍をしている。

2005年大会MVP!アドリアーノ

2005年大会のMVPはアドリアーノ選手だった。 ギリシャ戦ではサイドでボールを受けると、そのままボールを保持。相手DFをフェイントでいなすと左足を一閃。見えないほどの剛速球で飛んだボールは、そのままゴールへと突き刺さった。
アドリアーノ選手はこの時がキャリアのピークとも呼べる時期であり、ゴールへの嗅覚、スピード、パワー、テクニックのあらゆる分野において世界最高峰だった。常に前線で影響力を持ち、申し分ないMVPだったのではないだろうか。

2009年大会MVP!カカ

2009年大会のMVPはカカ選手だった。 この大会で背番号10を背負ったカカ選手は、イタリア戦で素晴らしいスキルを連発。3点目のオウンゴールを誘う起点となったり、試合を通して味方にセンスのあるパスを供給し続けた。
2008-09シーズンまでACミランに所属していたカカ選手にとって、元同僚の多いイタリア代表との一戦は感慨深いものになったのではないだろうか。 カカ選手は、レアル・マドリードCF移籍後も、圧倒的なスピードと美し過ぎるパスセンスで攻撃陣を牽引していった。

2013年大会MVP!ネイマール

2013年大会のMVPはネイマール選手だった。
決勝戦では無敵艦隊スペイン代表から1ゴールを挙げる。オフサイドラインぎりぎりからボールを受け取ると、すぐさま左足を振り抜き、相手GKの頭上を射抜いてみせた。 ドリブルスキルの高さが注目されがちなネイマール選手だが、そのシュート精度や威力も素晴らしく、攻撃においては弱点のない選手だ。
この年にはFCバルセロナに移籍が決まっており、スペイン代表でFCバルセロナ所属のジェラール・ピケ選手を気遣うような一場面も見受けられた。

まとめ

コンフェデレーションズカップでは、チームを勝利に導いてきた名選手たちがMVPとして表彰されている。 彼らは得点で貢献することもあれば、裏方として活躍することもある。 たまにはこれまでの名選手のプレーに想いを馳せてみるのもよいと思う。