世界が認めるDMFの現役選手!プレースタイルとクラブでの役割とは | SPAIA

世界が認めるDMFの現役選手!プレースタイルとクラブでの役割とは


バルセロナの門番!セルヒオ・ブスケツ

FCバルセロナ(以下、バルセロナ)でDMFを務めるのがセルヒオ・ブスケツ選手です。特にボランチやアンカーとしてプレーする機会が多く、不動のレギュラーです。
バルセロナにはティキタカや下部組織であるカンテラの文化が根強くあります。カンテラでバルセロナの哲学を刻み込んだ選手たちがトップチームへ昇格し、これまでにタイトル獲得し続けてきました。
リオネル・メッシ選手、アンドレス・イニエスタ選手、シャビ・エルナンデス選手、そして今回紹介しているセルヒオ・ブスケツ選手らはカンテラの最高傑作とも呼べる選手たちです。このようなカンテラ上がりの選手は、バルセロナのスタメンから減りつつあります。そのためブスケツ選手の存在も大変貴重です。彼がバルセロナから抜けるようなことがあれば、ティキタカの根幹を揺るがす大事件となるでしょう。
彼は相手の攻撃をクリーンにシャットアウトできるだけでなく、前線へのパス供給や推進力にも優れています。バルセロナのボールがよく回っている時には、彼の攻守両面への貢献があります。攻撃に多くの選手を割く分、ティキタカの攻撃は諸刃の剣となります。その時の危険からバルセロナのゴールを守り抜くことができるのも、セルヒオ・ブスケツ選手です。

急成長を遂げるアンカー!カゼミーロ

レアル・マドリーCF(以下、マドリー)に所属するカゼミーロ選手は、ポルトへのレンタル移籍を経て2015-16シーズンから急成長を遂げている新進気鋭のDMFです。
特にアンカーとしての働きがとても優秀で、同シーズンのCL決勝アトレティコ・マドリード(以下、アトレティコ)の一戦での勝利は彼なしではあり得なかったでしょう。アトレティコの中盤のパス回しをことごとくつぶし、強烈なタックルを仕掛けていき思うような攻撃をさせませんでした。ボールを持てば恵まれたフィジカルで、上手く保持し続け味方にパスを供給し続けました。
アトレティコの選手の表情には苛立ちが目立ち、カゼミーロ選手の存在感は一躍有名になりました。
そして2016-17シーズンのCL決勝トーナメント、SSCナポリとの一戦では弾丸のようなシュートをゴールに突き刺します。マドリーとカゼミーロ選手のCLでの進撃は、これからも続きそうです。
また、マドリーではトニ・クロース選手やルカ・モドリッチ選手らとのポジション争いが熾烈を極めますが、カゼミーロ選手は全く違った魅力を持っている選手です。間違いなくこれからも重用される選手の1人でしょう。

一人二役をこなす!エンゴロ・カンテ

エンゴロ・カンテ選手は奇跡のタイトル獲得を成し遂げたレスター・シティ(以下、レスター)で有名になった選手です。2016-17シーズンでは惜しまれつつレスターを退団し、チェルシーFC(以下、チェルシー)に移籍しました。
小柄ながらも戦術眼に長けるカンテ選手は、クリーンにボールを奪うことができます。フィジカルコンタクトで不利であることは承知済みのようで、無理に体当たりするような危険な真似は決して行いません。 その上ボールを奪えば、前線へ攻め上がることもできます。
2016-17シーズン、チェルシーでのカンテ選手は、自陣ゴール前から相手ゴール前までのエリアにおいて約20%もプレー時間が増加しています。これはレスター時代よりもチェルシー時代の方が、攻撃参加が圧倒的に増えていることを示しています。タッグを組むネマニャ・マティッチ選手が守備のタスクを共に担ってくれているため、カンテ選手はより軽快に前へ繰り出すことができているのでしょう。
このようにカンテ選手はピッチで一人二役とも呼べる活躍をしています。チェルシーサポーターの間ではクロード・マケレレ選手の再来と呼ばれています。

長身でも問題なし!ネマニャ・マティッチ

ネマニャ・マティッチ選手も、前項のカンテ選手とタッグを組むチェルシー所属の選手です。カンテ選手との相性はピッタリで、相手選手からボールを奪うことに長けています。
身長が194㎝もあり、チェルシー所属の選手のなかでもよく目立つ存在です。この長身を活かしボールを奪った後は保持することも得意としており、マティッチ選手に預ければボールを奪われないといっても過言ではありません。
それでいて足元も軽やかで、味方攻撃陣との素早いパス回しにも上手く参加することができます。マティッチ選手にボールを預け、駆け上がる、そしてまたマティッチ選手からボールを受け取り、相手陣営を突破、この攻撃の流れは同クラブ所属のエデン・アザール選手らとの黄金パターンです。
これまでに5ヵ国もの国を渡り歩いてきましたが、チェルシーでは不動の存在となりつつあります。モウリーニョ監督指揮時に不安視されていたクオリティの低下はどこかへ吹き飛びました。コンテ監督の下での信頼は非常に厚いようです。

トリコロールの魂!ブレーズ・マチュイディ

ブレーズ・マチュイディ選手はパリ・サンジェルマンFC(以下、PSG)に所属する選手です。ルーツはアフリカのアンゴラ共和国にあります。
これまでに所属したのは、トロワACやAS,サンテティエンヌ、そしてフランスのU代表やA代表で、いずれもフランス一筋で選手生活を送ってきました。
どのクラブでもその存在感は抜群です。これまでにイングランドのアーセナルFCへの移籍の噂もありましたが、2016-17シーズン現在はPSGの不動のレギュラーとして君臨し続けています。ずば抜けた運動量で90分を通して走り続けることができ、スピード、ボール奪取能力、パス技術も秀でています。中盤ならどこでも任せられるため、アンカーやボランチ、CMFとしての活躍も可能です。
オールラウンダーなマチュイディ選手は、どのクラブも欲しがる理想のMFと呼べるでしょう。
MFの選手には攻守で様々な役割が与えられます。従来は司令塔やボランチ、ドリブラーなど分業制にある傾向が強かったのですが、現代サッカーでは複数の役割をこなせる選手が増えています。彼らはどのクラブでも適応できるため、その市場価値は高くもてはやされます。時には得点を量産するストライカーよりも、価格が高騰することもあります。
しかし、そのオールラウンダーなMFのなかでも、際立つ能力を持つ選手は世界規模で有名になり、歴史に名を遺すことができます。

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