【真の選手育成を目指す】イタリアサッカー・育成年代の新たな取り組み | SPAIA

【真の選手育成を目指す】イタリアサッカー・育成年代の新たな取り組み


サッカー

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全国のサッカーファンの方へ。本稿ではサッカーの育成年代にスポットを当てたいと思います。イタリアサッカーを例にとり、真の選手育成を目指すための国レベル・チームレベルでの新たな取り組みを紹介します。

【問題点 その1】大人(監督)が指示してばかり

世界中どこでも見られるのが、指導者のスタンスの問題です。ベンチからあれこれ指示をしてばかりで、指示を聞かない子どもを叱責する。結果的に、ベンチからの声に依存してばかりのプレーヤーが育ってしまい、真の意味で「考えてプレーする」ことができず、ピッチの中で自身の周りに起こった事象に即時対応できないという問題が生まれがちです。
特に日本ではその傾向が顕著。大人が伝えたメッセージを限りなく忠実に実行することはメリットでもありますが、そこにプレーヤーとしての「ひらめき」は生まれにくいのはまた大きな問題です。

【自分で考えるための取り組み その1】審判のいない試合

サッカーの中で審判は公平に試合を裁くという役割を持ち、欠かすことはできません。しかし、イタリアの8~10歳のカテゴリーでは、その審判がピッチ上にいない状態で試合を進める動きが各地で起こりつつあります。
ほぼすべてのプレーヤーが「審判が笛を吹けば止まる」という潜在意識をもってプレーしています。しかし、その一方で「笛が鳴るまでプレーを止めるな」とよくコーチは口にします。その潜在意識が介在しない状態を作り上げることで、選手が自ら考えなければいけない心理状態に持ち込もうという狙いがあります。ボールがラインの外に出たかどうか、ゴールが決まったかどうかも自分次第。場合によっては相手選手と協議しても良い、というのが大枠です。
スムーズに行かない可能性もありますが、協議することから社会性を磨くというメリットも生まれてきます。主審はピッチの外から、あくまでオブザーバーとして試合を管理する立場に回るのです。

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