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サッカーの歴史におけるキーパーの名選手を紹介

2016 11/29 21:30
サッカー
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Photo by Kostas Koutsaftikis / Shutterstock.com

キーパーの名選手にスポットをあてたいと思う。歴史に残っている名選手をピックアップして紹介する。

世界最高峰のキーパーと言えば「レフ・ヤシン」

現在までにキーパーとして、バロンドールを獲得した唯一の選手レフ・ヤシンは、その長い腕と黒いユニフォーム姿から「黒蜘蛛」の愛称で親しまれていた。FIFAW杯のGK賞にも彼の名前が記されているほどだ。1949年にディナモ・モスクワに入団してから60歳と若くして死去するまでの全てを捧げた事から、ディナモ・モスクワには彼の銅像が建てられている。まさしく世界史上最高のキーパーと言えるだろう。

現役の名選手「ジャンルイジ・ブッフォン」

17歳でパルマのトップチームに昇格したジャンルイジ・ブッフォン。イタリア代表に選ばれてからは最多出場数を塗り替えるなどの記録を作っており、それは現在も更新中。2006年には、FIFAW杯での活躍が認められ、バロンドール受賞の噂もあったが、その時はイタリア代表のチームメイトでもあるファビオ・カンナバーロが受賞し、ジャンルイジ・ブッフォンは2位に終わってしまった。
しかし、2018年のW杯のロシア大会で引退する意向を表明しているため、ジャンルイジ・ブッフォンのプレーを見られるのはこのW杯が最後かもしれない。

熱血守護神である名選手「オリバー・カーン」

野生的な守護神でもあり、「闘将」としても知られるオリバー・カーンはタイタンのように迫力ある声と顔でチームに指示を与え、鼓舞してきた。ドイツの中ではタイトルを最も多く獲得した選手であり、欧州サッカー選手ベスト50ではゴールキーパーで唯一となる現役選手で選ばれるほどの実力だった。2002年にキャプテンとしてW杯に出場した時には、ゴールキーパーとしては初となるMVPを獲得している。
また、同じ年に世界最優秀ゴールキーパー賞を受賞した事によって、自身3度目となる獲得を果たしている。

元フランス代表のキーパーと言えば「ファビアン・バルテズ」

フランスのキーパーと言えば誰もがファビアン・バルテズというくらいの名選手だ。体格こそ大きくないものの、その体格をカバーするかのような反射神経や機動力は他を圧倒するほどの実力を持った選手だ。1998年にはフランスW杯で優勝に貢献したとしてレフ・ヤシン賞を受賞、それからEURO2000においても優勝に導いたとしてワールドクラスのキーパーとして名声を獲得している。
引退後の現在はサッカーとは無関係のさまざまな活動をしており、そこでも活躍しているとの事だ。

ドイツ代表のキーパーとして活躍する「マヌエル・ノイアー」

現在のドイツを代表するキーパーとしてのマヌエル・ノイアーのプレースタイルはやはりその圧倒的な守備範囲の広さではないだろうか。危険な飛び出しかと思われても、そこを未然に防ぐなどキーパーとしての守備範囲の広さはマヌエル・ノイアーを超えるキーパーはいないのではないかというくらいだ。
2014年FIFAW杯ではマヌエル・ノイアーの活躍もあり見事優勝に導き、その功績を称えられゴールデングローブ賞も受賞している。その年の各国のキーパーは活躍を見せた年でもあったため、その頂点に輝いたマヌエル・ノイアーは正に世界最高の守護神となったのではないだろうか。

まとめ

サッカーの歴史において活躍をしたキーパーの名選手を紹介した。誰もが世界最高の選手でもあり、一人だけに決めれない選手ばかりだ。今後の活躍を期待できる選手もいるため、ますます目が離せない。