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ジュビロ磐田の10番を背負ってきた名選手3人

2016 8/13 15:01
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10年近く10番を守り続けた藤田俊哉

ジュビロ磐田のミスター10番といえば藤田俊哉だろう。2005年に名古屋グランパスエイトに移籍するまで、実に10年近く磐田で活躍した。

現在サッカー解説者として活躍する中山雅史や磐田で監督を務める名波浩と共に、磐田の黄金時代を築いた一人でもある。2003年シーズンにはオランダのユトレヒトに移籍するなど海外経験も豊富で、日本代表としても数々の名シーンを生み出してきた。

ジェフユナイテッド市原・千葉に移籍した2011年に現役を引退した後、2013年にJFA公認S級コーチのライセンスを取得し、2014年にVVVフェンロのコーチに就任。今後はJリーグのコーチや監督として活躍する姿を見ることができるかもしれない。

豊富なアンダー経験を誇る成岡翔

藤田から10番を受け継いだのは、175センチ70キロのミッドフィルダー成岡翔だ。2006年から5シーズンにわたって10番として活躍した。
2011年にアビスパ福岡に移籍するまで、通算163試合に出場し、22得点を挙げている。成岡は今季、2013年シーズンに完全移籍したアルビレックス新潟で3シーズン目を迎える。

A代表歴はないものの、2000年にU-16アジアユース代表、2001年にU-17世界選手権代表、2002年にU-20アジア選手権代表、2003年にアンダー20ワールドユース代表に選ばれている。

ドイツでも10番で活躍中の山田大記

2010年6月から12月まで特別指定選手として磐田に登録していた山田大記は、その後2011年からジュビロ磐田に正式に入団を発表し、10番を任された。ルーキーイヤーには通算36試合に出場し、5得点を挙げた。

現在はドイツのブンデスリーガ2部にあたるカールスルーエSCに活躍の舞台を移しており、ここでも10番を背負っている。ブンデスリーガデビューは2014年8月3日で、初ゴールを決めたのは9月21日のFCニュルンベルク戦だった。なお、山田がカールスルーエSCに移籍してから現在に至るまで、ジュビロ磐田では10番は空き番号となっている。