なぜ変わる?2017年Jリーグ1シーズン制の仕組み紹介 | SPAIA

なぜ変わる?2017年Jリーグ1シーズン制の仕組み紹介


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2016年10月、2017年のシーズンよりJリーグを2シーズン制から1シーズン制へ変更することが発表されました。 このシーズン制とはどういったものなのでしょうか? 今回はシーズン制とは何なのかということや、変更するメリット、デメリットなどを紹介します。

シーズン制の紹介

今回問題となっている1シーズン制、2シーズン制とはどういったものなのでしょうか?簡単に説明すると、1年間のシーズンを半分に区切るか区切らないかということです。
1シーズン制の場合は、シーズンを区切らず年間を通してリーグ戦を行い、優勝チーム1チームを決める戦い方になります。一方の2シーズン制の場合は、シーズンを半分に区切り、2度リーグ戦を行う戦い方で、それぞれ優勝チームを決めるため、優勝チームは最多で2チーム出てくることになります。
2シーズン制は、リーグ戦が2度行われると言っても、試合数自体は1シーズン制と変わることはなく、たとえば1シーズン制が年間40試合を行うなら、2シーズン制は1シーズンで20試合を行うという形になります。

Jリーグのシーズン変更の変遷

1993年に開幕したJリーグにおいては、当初は2シーズン制を採用していました。各シーズンの優勝チームを決め、その後年間のチャンピオンを決める「2ステージ制+チャンピオンシップ」の形です。
その後、日程の都合により一度1シーズン制を採用した以外は、基本的に2シーズン制でした。しかし、2005年よりヨーロッパの主要リーグに合わせる形で1シーズン制へと移行します。
その後、リーグにおける人気低迷と収入減少を危惧して、2015年より再び2シーズン制へ移行。復活した2シーズン制を2年間行いましたが、再び1シーズン制への移行が発表され、2017年からは1シーズン制で行われることになりました。
2シーズン→1シーズン→2シーズン→1シーズンと何度もリーグの形式が変わったことに加え、今回の変更は前回の変更からわずか2年ということもあり、疑問を持つサポーターも少なくありません。

2シーズン制のメリット・デメリット

これまで行われていた、2シーズン制における特徴を紹介します。
まずメリットは、シーズンが完全に分けられているため、たとえば最初のシーズンで最下位に終わったとしても、後のシーズンはフラットな状態からスタートするため、巻き返しを図って優勝する可能性も残されるということが挙げられます。
また、チャンピオンシップという年間チャンピオンを決める大会は、野球でいう日本シリーズのような大会となり、世間の注目度が高まり、スポンサーが付きやすいという収入面での特徴もあります。
一方のデメリットは、最初のシーズンで優勝したチームが次のシーズンで最下位に終わってもチャンピオンシップに出場できる可能性があるということです。これはつまり、最下位のチームが年間チャンピオンになる可能性があるということです。確かに、1つのシーズンでは優勝しているので、チャンピオンシップに出場することは間違いではないのですが、最下位のチームが年間チャンピオンになることには疑問の声が上がる可能性があります。
また、年間で見ると最も多くの勝ち点を獲得していながら、それぞれのシーズンで優勝していないためチャンピオンシップに出場できないというチームも過去にはありました。

1シーズン制のメリット・デメリット

では、来シーズンから復活する1シーズン制はどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?
まずメリットは、優勝チームがはっきりしているということです。先述のような最下位チームの年間チャンピオンや、勝ち点を最も獲得しながら優勝できないという現象がないため、文句無しの優勝チームが決まります。
一方のデメリットは、2シーズン制のチャンピオンシップのような注目度の高い大会がなくなることによる収入の減少が挙げられます。実際、2015年から2シーズン制を復活させた理由のひとつに、収入を増加させるというものがありました。

1シーズン制の背景に見える放映権契約

ここまで2つのシーズン制を紹介してきましたが、それぞれのメリット、デメリットは表裏一体の関係であると言えます。ではなぜ、収入面において課題のある1シーズン制に戻すのでしょうか?
それは、新たな放映権契約を結んだことで、この課題をクリアできる可能性が見えてきたためではないかと言われています。
Jリーグはイギリスの大手動画配信会社・DAZNと10年間で2100億円という破格の契約を結ぶことによって財源を確保したため、世界でもあまり見られない2シーズン制から脱却しようとしていることは否定できません。

まとめ

ここまでシーズン制の仕組みを紹介してきました。 それぞれ良い面、悪い面があるので、どちらが良いと断言することはできませんが、選手やサポーターが納得できるシーズンになることが大切です。 まずは来シーズンの行方を見守りましょう。

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