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名古屋グランパスの歴代ユニフォームをご紹介!

2016 11/25 20:06
名古屋グランパス ユニフォーム
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Ⓒゲッティイメージズ

もともと名古屋グランパスは、トヨタ自動車工業サッカー部を前身とするチームだ。Jリーグでも圧倒的な資金力を誇る名古屋グランパスはユニフォームも独創的。設立当時から2002年までの歴代ユニフォームを紹介する。

名古屋グランパスの最初のユニフォーム 1992~1994年モデル

1992年~1994年のモデルは、名古屋グランパス創設の最初のユニフォームだ。Jリーグ開幕前に間に合ったファーストモデルは、当時のチームカラーであった“レッド”を基本にデザインされている。肩から胸にかけての上部には、サブカラーだったイエロー・ホワイト・ブラックを幾何学模様に配している。セカンドモデルは基本的なデザインは同じで、レッドとホワイト色を反転させたユニフォームとなっている。製作メーカーとなるユニフォームサプライは、リーグ戦ではミズノが担当、カップ戦ではルコックスポルティフが製作している。

名古屋グランパスのユニフォーム1993年モデル

1993年モデルは幾何学模様ではなく、胸の部分にブーメンランのような白色のV字型のデザインを配したユニフォームだ。ファーストモデルで使われたシャツ・パンツ・ソックスは“レッド”を基本色とし、この組み合わせが2006年モデルまでベーシックカラーとなった。セカンドモデルは前ユニフォームと同じく、赤と白の反転色となっている。1993年はファーストモデルとセカンドモデルの両方ともミズノ製となった。

名古屋グランパスのユニフォーム 1994~1996年モデル

1994年~1996年モデルは、イエロー色で囲んだ平行四辺形の模様が印象的なデザインを配している。このモデルは前のタイプより、チームカラーの“レッド”の割合が増えていて、より攻撃的なイメージとなっている。細部の色づかいは若干違うが、セカンドモデルもこれまでと同じく、赤と白を逆転させた配色となっている。両モデルともミズノが製作、カップ戦で使用されたユニフォームは Le Coq Sportif が製作している。

名古屋グランパスのユニフォーム 異質なデザインの1997年モデル

1997年モデルは、今までのミズノと Le Coq Sportif ではなく、UMBRO にサプライヤーが変わる。ファーストモデルではメインの赤は変わらないが、首から直線的に伸びた黒のラインが異質なデザインとなっている。セカンドモデルはこれまでと変わり、赤と白の単純な反転色だけでなくデザインも大きく変わっている。ファーストモデルとセカンドモデルは、ともに UMBRO の製作だったが、このシーズン限りでの製作となったので、今までと比べると異質なデザインのユニフォームとなった。

名古屋グランパスユニフォーム 1998年モデル

1998年は前モデルのサプライヤーから Le Coq Sportif に変更となった。このモデルは今までの中ではメインカラーとなる赤色の配色がもっとも少なく、新鮮な印象のファーストモデルとなった。ジャカードのデザインが施されており細部にもこだわりを感じるモデルだ。セカンドモデルは全身の基本色をホワイトとし、シンプルさを全面に押し出したデザインとなっている。この年には“プレシーズンマッチ専用”という珍しいユニフォームも製作された。

名古屋グランパスのユニフォーム 1999~2002年モデル

1999~2000年モデルはデザインをフルモデルチェンジ。アクセントに黄色・白色・黒色を配し、全体的にはシンプルなデザインとなっている。次の2001~2002年モデルは、波のようなグラデーションが印象的なデザインで、黒色をアクセントに配し引き締まった印象を与えるユニフォームとなっている。そしてセカンドモデルの特徴は、2001年から解禁になった“史上初の黒いユニフォーム”だ。しかし試合では着ることが少なかったため、珍しいユニフォームとなった。

まとめ

設立当時から2002年モデルまでのユニフォームを紹介した。名古屋グランパスは現在も積極的にユニフォームのデザインを変更しており、毎年ファンを喜ばせる原動力にもなっている。来シーズンはどういったデザインのユニフォームになるか楽しみだ。