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40歳を超えても現役で頑張るJリーガーは誰だ!?

2016 10/28 03:11
サッカー 観客
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Ⓒゲッティイメージズ

プロ野球の世界では2015年シーズンに山本昌(中日ドラゴンズ)がなんと50歳で現役を引退したが、Jリーガーでは50代の選手はいない。最年長はカズこと三浦知良(横浜FC)の48歳だ。今回はその他の40代の選手を一部紹介する。

1993年Jリーグ開幕戦を知る男!”永井秀樹”

1993年5月15日にJリーグがヴェルディ川崎と横浜マリノスの試合で幕を開けた。今から23年前のことだ。
その試合の登録メンバーで未だに現役なのはカズこと三浦知良とこの永井秀樹の二人のみだ。永井秀樹はサブメンバーとしてベンチ入りしたが試合には出場していない。ヴェルディにはラモス瑠偉、柱谷哲二そして横浜マリノスには木村和司、水沼貴史と各時代の日本代表において中心選手だったメンバーがそろっていた。そのメンバーに永井秀樹は名を連ねていたのだ。
永井秀樹は途中で無所属になることもありながらサッカーを続け2016年シーズンはヴェルディ川崎の流れをくむ東京ヴェルディでプレーを続ける。45歳の永井秀樹がJリーガーとしてのスタートを切った東京ヴェルディをJ1昇格に導くドラマが見たい。

J1最年長は俺だ!”土屋征夫”

Jリーガーとしての最年長は三浦知良だがJ1に所属する選手の中での最年長はヴァンフォーレ甲府に所属する土屋征夫だ。シーズン中に42歳を迎える土屋征夫はスタメン出場をすることも多く40歳を超えても元気にグラウンドをは駆け抜けている。日本代表には選ばれたことはないものの息が長い活躍をしているのはさすがだ。今シーズン土屋征夫がゴールを決めれば神様ジーコを抜きJ1最年長記録となるのでぜひ更新してもらいたい。

マイアミの奇跡の立役者!”伊東輝悦”

誰もが勝てるわけ無いと思っていた1996年アトランタオリンピックのブラジル戦。その試合で唯一となるゴールを決め”マイアミの奇跡”の立役者となった伊東輝悦も現役プレーヤーとして頑張っている。今シーズン中に42歳となる伊東輝悦はJ3のブラウブリッツ秋田で汗を流す。全盛期の動きはできないものの若手たちに生きた教材として自身の経験を伝えているはずだ。
若いメンバーたちと”秋田の奇跡”を起こすことができるだろうか?1996年のアトランタオリンピックから20年の今年に秋田の地で復活する伊東輝悦に期待したいと思う。

日本代表の守護神達もまだまだ現役だ!”川口能活””楢崎正剛”

長きにわたって日本代表の守護神の座を争ってきた川口能活(SC相模原)、楢崎正剛(名古屋グランパス)も現役だ。川口能活は41歳、楢崎正剛は40歳と不惑を超えたがバリバリ一線で活躍しているのだ。。GKは寿命が長いと言われているがまさにその通りだ。ふたりとも所属チームで試合に出場しておりその体力には驚かされるばかりだ。二人が日本代表を守った経験をチームの若手たちにいろいろと教えてもらいたい。

まとめ

人生において40歳はまだまだこれからだがプロスポーツの世界で40歳は大ベテランだ。その40歳を超えても一線で活躍する選手たちに敬意を表したいと思う。一年でも長くケガをせずに現役生活を送ってほしい。