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サッカー好きなら知っておきたい!サッカー関係の仕事とは?

2017 2/9 18:26
soccer work
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Photo by pixfly/Shutterstock.com

サッカーが関係する仕事にはさまざまなものがある。 今回はその中でもサッカー好きが知っておきたい仕事をピックアップして紹介していく。 仕事の概要はもちろんのこと、選手やクラブとの関わりについても取り上げていく。

試合に欠かせない審判

サッカーの試合に欠かせない仕事が「審判」だ。審判の仕事は試合をジャッジすることだ。試合では通常主審1名、副審2名が必要だ。 れっきとした資格が存在しており、講習会や地道な経験を積むことによってなることができ、階級もある。重要な試合や国際試合などで笛を吹く主審は、その選抜も厳しく、ごくわずかな人物しか任せられない。
また、近年はバニシングスプレーなどの新しい道具や機械によるゴール判定なども導入される傾向にあり、審判を取り巻く環境も変化し続けている。

裏方中の裏方。グラウンドキーパー

サッカー関係の仕事でも裏方中の裏方、「グラウンドキーパー」という仕事がある。 彼らの仕事は芝生の調整をすることがメインだ。芝は試合や練習ごとに荒れるため、継続的に整備を行わなくてはならない。その整備には熟練の技が光る。
クラブの監督が芝生の長さを細かく指定してくることがあり、これに応える必要もある。また、岡崎慎司選手を擁するレスター・シティの芝生のように、その高い芸術性が評価されることもある。 芝生の整備と一口に言っても、さまざまな仕事や求められるタスクがあるのだ。

クラブの未来を支えるスカウト

クラブの中長期的な運営のためには、選手のやりくりが大切になってくる。選手の獲得はもちろんのこと、放出によってもたらされる利益を確保することも必要不可欠だ。そのためには、将来有望な若手選手の獲得が重要だ。それを支えているのが「スカウト」なのだ。
東へ西へさまざまな国と地域に赴き、試合を観たり、選手にアポをとるなどして、そのポテンシャルを見抜く。 クラブが継続的に選手の補強と売却に成功している場合、その陰には優秀なスカウトがいる可能性を忘れてはいけない。

感謝したいクラブのオーナー

クラブが運営できるのは「オーナー」が存在して投資を行ってくれるからだ。 クラブは時として莫大な資金力を有するオーナーによって救われることがある。オーナーはそのクラブに「ビジネスチャンスを感じるから投資をする」といった側面もあるが、「サッカーが好きだから投資をする」といった側面も持ち合わせている。 欧州の強豪チェルシーのオーナーは、ロシアの油田王ロマン・アブラモヴィッチ氏だ。彼はチェルシーに積極的に資金を投資しつつ、試合観戦にもよく訪れている。クラブに対する愛情が強いため、彼のことを称賛して尊敬するサポーターも多い。
クラブが好調である時、あるいは不調である時は、そのクラブのオーナーの動向を探ってみると面白い。

試合概要や結果を知らせてくれる、メディアとライター

サッカーはスタジアムに行かなくとも、新分野テレビ、SNSやウェブサイトでその概要や結果を知ることができる。 これはサッカーを専門に扱う「メディア」、そして「ライター」が存在しているからだ。彼らは現地に赴き、サポーターと同様に試合を観戦したり、あらゆる情報源を拾い集めながら独自の記事を仕上げていく。
それらは単なる速報としてだけでなく、読み物としての面白さを求められるようにもなっている。本屋さんに行くと多数のサッカー雑誌が並んでいるが、これもそういった面白さの多様性を追い求めた結果と言える。情報の発信法はさまざまであり、その需要もまたさまざまなのだ。

まとめ

サッカーにはさまざまな仕事がある。それはメジャーなものからマイナーなものまで本当に種類が多い。 多くの人々がサッカーを楽しむためには、彼らのような存在が必要不可欠だ。
たまには、そんな愛すべき仕事人の存在に目を向けてみても、面白いのではないだろうか。