衣装その1 水色のグラデーション
羽生選手のイメージとして黒いズボンとフリルのついた衣装を思い浮かべる方は多いと思いますが、そのなかでも印象深いのが水色のグラデーションではないでしょうか。水色グラデーションは2014-2015シーズンのショートプログラムから採用されて、マイナーチェンジをしながら2015-2016シーズンまで使われています。さわやかさと大学生となり大人の魅力を兼ね備えた羽生選手のイメージとして、とてもよく似合っていますね。
Photo by Iurii Osadchi/Shutterstock.com
フィギュアスケートで大活躍している羽生結弦選手をもっと知りたいという方へ、チェックしておきたい羽生選手の衣装についてピックアップして紹介します。
羽生選手のイメージとして黒いズボンとフリルのついた衣装を思い浮かべる方は多いと思いますが、そのなかでも印象深いのが水色のグラデーションではないでしょうか。水色グラデーションは2014-2015シーズンのショートプログラムから採用されて、マイナーチェンジをしながら2015-2016シーズンまで使われています。さわやかさと大学生となり大人の魅力を兼ね備えた羽生選手のイメージとして、とてもよく似合っていますね。
映画「陰陽師」の音楽とイメージを取り入れた2015-2016シーズンのフリープログラムで使われた衣装です。腰回りを覆うような裾になっている上衣は和服をイメージしたようなシルエットになっています。肩口に入っている紫色の部分も和服を感じさせます。白を基調としていますがよく見ると刺繍やスパンコールでとてもきれいに仕上げられていて、このプログラムに対する羽生選手やスタッフの情熱が伝わってきます。ちなみにこのフリープログラムは4回転ジャンプを3回取り入れた最高難度のプログラムになっています。
2014-2015シーズンにフリープログラムとして取り入れた「オペラ座の怪人」で使われた衣装です。中国GPで使われた衣装は右手側が白、左手側が黒になっていて、左手の肩からお腹にかけて斜めに白と黒が分かれる衣装になっています。白いワイシャツを着て左手だけ黒いスーツを羽織ったようなデザインです。赤や金色の刺繍がとてもおしゃれで、羽生選手の細身のシルエットによくマッチして格好いいです。しかし中国GPの練習中に中国選手と衝突した際に流血、その血が衣装にシミとなって残ってしまい、一回きりのお披露目となってしまいました。
2013-2014シーズンにはフリープログラムとして映画「ロミオとジュリエット」の音楽とイメージを取り入れます。この時に使われた衣装は羽生選手が尊敬するアメリカの元フィギュアスケート選手ジョニー・ウィアーにデザインしてもらっています。白、灰色、黒の繊細なグラデーションがとてもきれいです。襟の部分や肩の部分に趣向を凝らしてあったり、刺繍やスパンコールが細かくあしらってあったりと見ていて飽きないデザインになっています。
最後に紹介するのは2007-2008シーズン、羽生選手が中学校1年生の時に披露してくれたサスペンダー衣装です。ルイ・プリマ作曲の「シング・シング・シング」にのせたショートプログラムの時の衣装で、まだあどけなさの残る羽生選手が黒いズボンに白いワイシャツ、短い斜めストライプのネクタイにサスペンダーというスタイルになっています。このシーズンでは、まだジュニアのさらに下の年齢「ノービス」に当たる選手がジュニア選手権で3位に入るという快挙を成し遂げています。
今回、選手権で使われる衣装をメインにしてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?エキシビションではさらにいろいろなバリエーションを披露してくれており、いろいろな魅力を発揮してくれる羽生結弦選手。今後も目が離せませんね!
以上「フィギュア界の王子様「羽生結弦」選手の印象的な衣装5選」でした。