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世界各国のクリケットが盛んな国を紹介

2017 1/18 10:02
クリケット
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Photo by Mitch Gunn / Shutterstock, Inc.

クリケットは世界で人気の高いスポーツです。発祥の地はイギリスですが、今ではイギリス以外の国でも盛んに行われております。世界各国で盛んなクリケットが国によってどのような特徴があるのかをご紹介します。

クリケット発祥の地イギリスでの特徴

クリケット発祥のイギリスではカウンティークリケットのプロリーグがあります。全18チームで形成されており、2地区に分かれて優勝争いを繰り広げています。
チーム名には昔のカウンティー名がつけられている事が普通となっており、日本での野球やサッカーチーム名と同じように、その地区によってチームの名称がつけられています。 年棒は最低額が決められており、18歳から24歳まで約430万といったように年齢ごとに定められているようです。

クリケットが盛んな国インド。最高年俸が3億6000万円の選手も!

インドではインディアン・プレミアムリーグがあり、20方式のクリケットリーグが行われています。 このリーグは2008年に発足し、シーズンは全部で60試合、毎年4月に開幕します。1ヶ月半程度のリーグとなっており、5月の下旬には閉幕します。
レギュラーシーズンは各8チームが14試合行い、上位4チームがプレーオフ進出、そして優勝チームを決めます。 クリケットのプロリーグとしての規模は世界最大にもなるようです。このリーグの観客動員数は2015年では約171万人となり、1試合での平均にすると、約2万8500人の動員数であると言えます。 年棒は上限金額約11億としており、最高年棒選手は約3億6000万となっており、スポーツ界でもかなりの年棒を獲得している事になります。

現在インドと並んで盛んな国オーストラリアのクリケットの特徴

オーストラリアでのクリケットのシーズンは夏となっており、この間はテレビ中継もあり、テレビはほぼクリケット一色となるほどの人気があります。
テストマッチやワンデーインターナショナルなどシリーズはたくさんあり、他の国の代表チームがオーストラリア代表チームとシドニーやメルボルン、バースなどで対戦をします。 オーストラリアにおいてクリケットがプレーされるグラウンドは聖なる場所とされており、観客がグラウンドに入るような事は決してないと言われています。
クリケットシーズンになると家やパブ等で生中継を観戦し、カフェなどに集まって試合を議論するなどクリケット愛好家が多い国でもあります。

クリケットの盛んな強豪国の一つニュージーランド

ニュージーランドのクリケットのナショナルチームはブラックキャップスという愛称で呼ばれており、強豪国ともなっているほどクリケットが盛んな国です。
ニュージーランドではラグビーの次にクリケットと言われるほどの人気でテレビでもサッカーの試合はほとんど中継されない中クリケットの試合はよくテレビで中継されており、ニュース情報でも試合結果が報告されるようです。 ワールドカップでは優勝までは獲得出来ていないものの、準決勝進出は6回、そのうち準優勝を1回獲得しており、今後も期待の出来る国となっています。

スリランカで人気ナンバーワンのクリケット

スリランカは強豪国としても名の知れている国の一つです。 そんなスリランカではクリケットは人気ナンバーワンのスポーツでもあり、子供の憧れるスポーツとして親しまれています。 ワールドカップのある時には島中が大騒ぎになり、選手の乗っているバスが空港に到着するなり、大勢の人が一目見ようと溢れています。優勝した年のスリランカではそれはもう夜遅くまで優勝を祝う人達で溢れかえっていたようです。
みんなが憧れるスポーツとして今後もクリケットが発展していく国になるでしょう。

まとめ

それぞれの国によってさまざまな特徴があり、その国でのクリケットの楽しみ方があるようですね。インドでは優秀な選手の年俸が非常に高額であることもわかりました。試合の途中でティータイムのあるクリケット。現在盛んでない国でも今後人気が出てくるとまたスポーツの世界が広がりますね。