「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

ボクシング初心者でも大丈夫!速攻で使える技術とトレーニング

2016 10/11 18:34
boxing training
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by IAKOBCHUK VIACHESLAV/ Shutterstock.com

ダイエットを目的としたボクササイズからボクシングを始める人も少なくないですよね。 ボクシングを始めてみて、「もっと上達したい!」と感じたことはありませんか? 練習のコツをつかめば劇的に上達することもしばしば。初心者必見の、今すぐ試せるトレーニング法やテクニックを紹介します。

基本中の基本。筋トレは必須

やはり必要なのは筋トレ。ボクシングは持久力と瞬発力、そしてパワーをすべて使うスポーツです。一つ一つのトレーニングは地味に見えてとても重要。試合中に、ずっとフットワークを活かし、かかとを上げ続けるには、並みの持久力以上のものが必要になってきます。
しかし、当然のことながら持久力だけではボクシングで相手を倒すことができません。持久力、瞬発力、そしてパンチ力のパワーをバランス良く鍛えていくことによって、強いボクサーになるための身体がつくられていきます。

まずはフットワーク

強いパンチを打つためには、まずはフットワークで常にかかとを上げた状態でいなくてはなりません。かかとが床についた状態では、身体にうまく力が入らないため、強いパンチが打てなくなってしまいます。始めたばかりでスタミナがまだあまりついていなくても、普段の生活でかかとを上げて、つま先で歩くことを意識すると、徐々にふくらはぎの筋肉が鍛えられます。
持久力を保つには、ロードワークなどの繰り返しのトレーニングがもちろん必要となりますが、生活の中でも少しずつ意識することで、思わぬ上達につながったりもします。

疲れても、顎は引いたままの状態をキープ

ボクシングを始めたばかりの頃、まだスタミナがついておらず、すぐに息が上がってしまったり、肩が上下してしまったりすることはありませんか? そんなとき、顎が上がってしまっていないか、ジムの鏡を見たり、意識したりしてみてください。顎が上がってしまうと、さらに疲れやすくなり、スタミナを無駄遣いしてしまう上に、疲れが出てきていることを相手に悟られてしまいます。
腹筋を鍛えることによって持久力をアップさせる効果は絶大です。また、腹筋は鍛えれば鍛えるほど、お腹に強いパンチを受けても耐えることができますし、自らが打ち込むパンチにパワーをつけることができるのも腹筋です。

パンチのスピードを上げるには

当然ながら、パンチのスピードは速ければ速いほど、相手に打ち込みやすくなります。練習などをしていても、速いパンチは避けにくいですよね。 相手に打ち込む際、もちろん出すスピードも重要ですが、打ち込んだ拳を、より速く基本の姿勢に戻すことを意識してみてください。次の攻撃を仕掛けるまでのスピード強化にもなりますし、もちろん打ち込まれた際のディフェンスにも影響がでます。
拳を速く戻すトレーニングをしておくことによって、癖がつき、試合では身体が勝手に動くようになります。

パンチを強く打つには

ストレート、またはジャブを打ち込むときに、肩を意識するようにしましょう。両肩をしっかりと回して打つと、パンチの腕を出すスピードと、身体の回転する力が加わり、より一層パワーのあるパンチを打ち込むことができます。
たとえば左ジャブを打つときに、拳から左肩、そして右肩が一直線になるように身体を回転させて打つとパンチ力も上がり、拳がさらに前方へ伸びることでリーチを活かせるので、普段の練習から意識すると良いですね。

まとめ

いかがでしたか? ボクシング初心者でも磨ける、練習のコツやポイントを紹介しました。 始めたばかりの頃はうまくなろう、もっと上級者向けのトレーニングをやりたい!と気持ちが焦ってしまうこともありますが、まずは体づくりから。 基礎をしっかりと身につけて、ボクシングを楽しんでくださいね。

以上「ボクシング初心者でも大丈夫!速攻で使える技術とトレーニング」でした。