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ミルウォーキー・バックスが指名したNBAドラフト歴代1位の選手は?

2017 7/10 10:01イシカワヒロキ
ミルウォーキー・バックス本拠地
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Photo by Keith Homan/Shutterstock.com

1968年に創設された伝統あるNBAチーム「ミルウォーキー・バックス」。ウィスコンシン州ミルウォーキーを拠点としており、NBAドラフト指名を積極的に行っているチームです。今回は、ミルウォーキー・バックスの有名NBAドラフト選手をご紹介します。

バックスのサウスポー マイケル・レッド

2000年にミルウォーキー・バックスが指名したのは、NBAドラフト43位のマイケル・レッド選手です。彼のポジションはシューティングガード(SG)であり、大学時代に平均19.3得点6.2リバウンドを記録したスター選手です。
バックスに入団したルーキーシーズンは、残念ながら6試合しか出場できませんでした。2年目には調子を上げて「3ポイントシュート成功率44.4%(リーグ2位)」、3年目には「平均15.1得点」という実績を残しました。バックスには、2011年まで在籍していました。

オーストラリアの全体1位センター アンドリュー・ボーガット

アンドリュー・ボーガット選手は、2005~2012年にミルウォーキー・バックスで活躍していたオーストラリア人です。2005年にNBAドラフト全体1位を獲得しており、アメリカ人以外が全体1位となるのは史上2人目でした。
ボーガット選手のポジションはセンターで、ルーキーシーズンの2005~2006年では、全82試合出場しました。バックスのプレーオフ進出にも貢献。2011年には「ブロック王」にも選ばれました。

バックスのPG ブランドン・ジェニングス

2009年にミルウォーキー・バックスがNBAドラフトで指名したのが、ブランドン・ジェニングス選手です。彼はNBAドラフト10位のポイントガード(PG)であり、NBAデビュー戦で17得点、9リバウンド、9アシストを記録しました。
また、ルーキーシーズンの「ゴールデンステート・ウォリアーズ戦」では、第3クオーターだけで29得点を決めました。2010年には「NBAオールルーキーチーム」のファーストチームに選ばれました。その後2013年までバックスに在籍していました。

リーチの長さで得点を量産 ヤニス・アデトクンボ

ミルウォーキー・バックスは、2013年にNBAドラフト15位のヤニス・アデトクンボ選手を指名しました。アデトクンボ選手のポジションはスモールフォワード(SF)で、長い手足から繰り出されるユーロステップやダンクシュートを得意としています。
2015年11月の「クリーブランド・キャバリアーズ戦」では、33得点も決めるエース級の活躍を見せました。2017年3月時点でもバックスに所属しており、多くのファンから支持されている選手です。

開幕からスターターで活躍 ジャバリ・パーカー

2014年のNBAドラフトでミルウォーキー・バックスから指名されたのが、ジャバリ・パーカー選手です。パーカー選手はNBAドラフト2位のSF。ルーキーにも関わらず開幕からスターターとして起用されました。
2014年12月にけがをしてしまいましたが、2015年11月に復帰して再度スターターで活躍した選手です。2016年2月のヒューストン・ロケッツ戦では、36得点を記録してチームに貢献しました。2017年3月時点では、けがの再発により復帰の目処が立っていません。今後の復帰次第で、バックスの戦力も向上することでしょう。

まとめ

ミルウォーキー・バックスは、「サウスポー」「リバウンド王」「開幕スタータールーキー」など、特徴的なNBAドラフト選手が集まったチームです。また、既に退団した選手もいれば、2017年3月時点でも現役として活躍している選手もいます。今後は「NBAドラフト選手の指名」や「欠場中選手の復帰」により、バックスの勢いも変わってくるでしょう。