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最初に知っておこう!NBA基礎知識を説明

2017 1/10 23:42
バスケットボール
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Photo by Oleksii Sidorov/Shutterstock

バスケットボールに興味を持った方は、最高のリーグであるNBAについて知っておくとより幅広くバスケットボールを楽しむことができる。 NBAの基礎知識について説明していく。

東西に分かれた30チームが存在

NBAは東西の地区に分かれたリーグが存在(カンファレンスと表現)し、15チームずつが所属している。
チーム名には企業名を介さないことが特徴であり、「地元の名前」+「チームネーミング」といった形で表現される。
基本的にはどのチームも地元に根差したチーム運営をしていることが特徴であり、アメリカ国民もそれに準ずるように自分の住んでいる場所に存在、もしくは近くに所在しているチームを贔屓にして応援している傾向がある。

リーグからさらに地区ごとに区分け

東西に分かれているチームは、さらに地区ごとに区分けされる。 カンファレンスごとに3地区に区分けがなされて、1地区ごとに5チームが所属する方式になっているのだ。
レギュラーシーズンは同じカンファレスで同地区に所属している4チームより上に行って地区優勝し、最終的なカンファレンス優勝チームを決定するためのポストシーズンの舞台「NBAプレーオフ」に進出することを目標にして戦っていくことになる。

レギュラーシーズンの戦い

レギュラーシーズンは全チーム82試合を戦うことになり、NBAプレーオフ進出を目標にしていく。
NBAプレーオフに進出できるチームは、「カンファレンスごとの3地区における地区優勝3チーム」と「地区優勝チームを除いたカンファレンス内における勝率上位5チーム」となっている。 そのため、カンファレンスごとに8チームづつ、合計16チームがNBAプレーオフに進出して優勝を争うことになるのだ。
勝率が高いチームはプレーオフにおいてホームゲームでの試合が多く与えられるため、ただ進出できればいいというわけではない。

ポストシーズンの戦い

NBAプレーオフはカンファレス内で行われる4戦先勝方式のトーナメントが行われるのが特徴だ。
勝率1位vs8位
勝率2位vs7位
勝率3位vs6位
勝率4位vs5位
が最初の対戦組み合わせで、4戦先勝したチームがどんどん上に上がっていく。
このトーナメントを最後まで勝ち抜いた東西の2チームがカンファレンス代表としてNBAファイナルで激突して、シーズンにおけるNBA優勝チームを決定するのだ。
NBAファイナルも4戦先勝で優勝を決定する方式で、プロバスケットボール最高の試合ということもありアメリカだけではなく世界中が注目するビッグイベントになる。

ルールがやや厳格に

ここまでがNBAの大まかなシーズン運営だが、他にもバスケットボールの公式ルールと少し異なる面があるという特徴がNBAには存在する。
例を挙げると公式ルールではオフェンス側にしか存在しない3秒ルールがディフェンス側にも適用されるなど、公式よりもやや厳格になっている傾向が見られるのだ。
このような厳格なルール下においても圧倒的なパフォーマンスを残していることから、NBA選手は多くの人から賞賛を受けているともいえる。

まとめ

実際に見てみるとNBAの凄さというものをさらに実感することができる。 まずは特に応援するチームを決定するすることなく、いろいろなチームの試合を見て純粋にNBAの見せる最高のバスケットボールを体感してみてはいかがだろうか。