「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

3ポイントを武器とする選手たち!Bリーグで輝くスモールフォワード

2017 1/10 14:42
バスケット選手,ⒸShutterstock.com
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

スモールフォワードは、3ポイントを決めることのできる得点能力に優れ、速攻を機能させる俊足の選手が務めることが多くなります。 守備においてはリバウンド能力を要求され、オールラウンダーが望ましいポジションです。 今回はBリーグで活躍するスモールフォワードを5人ご紹介します。

シーホース三河 14番 金丸晃輔(かねまるこうすけ)選手

サイズ:身長192センチ、体重88キロ
経歴:福岡大大濠高→明治大→パナソニック→アイシン三河

高校時代から日本代表に選ばれ注目度の高かった金丸晃輔選手は、大学3年時のユニバーシアードで得点王を獲得するなど、順調な成長を遂げてきた。パナソニック入団後は1年目からオールスターに出場し、新人王に当たるルーキー・オブ・ザ・イヤーも獲得している。
パナソニックの休部に伴い現在の三河に移籍するが、その力は衰えることなく、中心選手として活躍する。3ポイント、フリースローともに安定しており、攻撃力抜群の選手だ。

栃木ブレックス 25番 古川孝敏(ふるかわたかとし)選手

サイズ:身長190センチ、体重92キロ
経歴:御影工→東海大→アイシン→栃木

東海大学時代にユニバーシアード代表、2011年にU-24日本代表に選出された古川孝敏選手は、海外リーグを目指した経験がある。東海大学卒業後にアイシンに入団して3年間プレーするも退団し、ドイツへの移籍を目指したのだ。しかし、残念ながら移籍は成立せず栃木に入団することになった。
栃木では接触プレーに強い強靭な肉体を誇り、攻撃、守備ともにチームになくてはならない存在となっている。2016年10月に発表された日本代表候補には選ばれていないが、今後の復活に期待だ。

秋田ノーザンハピネッツ 5番 田口成浩(たぐちしげひろ)選手

サイズ:身長184センチ、体重84キロ
経歴:名桜高→富士大→秋田

バスケットボールの街を本拠地とする秋田の中心選手となっているのは、スモールフォワードの田口成浩選手だ。
田口選手は秋田県の名桜高校出身で、富士大学に進学後、アーリーエントリー制度で秋田ノーザンハピネッツに入団した。その後、Bリーグの前身となったbjリーグでは月間MVPを獲得するなどの活躍をみせ、2016年リオオリンピック予選の日本代表候補にも選出されている。
今後は得意の3ポイントシュートを武器に日本代表定着を目指す。

名古屋ダイヤモンドドルフィンズ 8番 張本天傑(はりもとてんけつ)選手

サイズ:身長197センチ、体重102キロ
経歴:中部第一高→青山学院大→トヨタ→名古屋

張本天傑選手は、中国生まれだが現在の国籍は日本だ。高校時代から日本代表に選ばれる有望株でもあり、この時、日本初の中華系帰化代表選手となった。スモールフォワードとしては長身の張本選手は、2016年10月に発表された日本代表候補にも選出されている。
長身ながらアウトサイドからのシュートを得意としており、チームの得点源となっている。長身ポイントゲッターの張本選手に注目だ。

琉球ゴールデンキングス 31番 喜多川修平(きたがわしゅうへい)選手

サイズ:身長185センチ、体重85キロ
経歴:桐光学園高→専修大→アイシン→琉球

31歳とすでにベテランの域に達している喜多川修平選手は、堅実なプレーが持ち味で、専修大学卒業後に入団したアイシンではキャプテンを務めるなど、人望もある選手だ。
2015年シーズンに琉球ゴールデンキングスに移籍すると、スタメン出場こそ減ってしまうが、1試合平均得点は13.4点を記録して存在感を発揮した。スモールフォワードらしく、3ポイントを中心としたアウトサイドからのシュートを武器としており、琉球移籍後にさらなる成長を遂げている。

まとめ

アウトサイドからのスリーポイントを得意とする選手たちが集うスモールフォワードには注目選手が数多くいる。 バスケットボールではポイントガードが主役となることが多いが、今回取り上げたスモールフォワードも十分に主役になりうる選手たちだ。 華麗な3ポイントシュートに注目してみてください。