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Bリーグ【仙台89ERS】注目選手まとめ

2016 12/16 11:07
バスケット選手,イメージ画像,ⒸShutterstock.com
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Photo by Evgenii Matrosov/Shutterstock.com

バスケットボールファンの方へ。 宮城県仙台市は、野球、サッカーのプロチームがあるなど、スポーツが盛んな街でもあります。 そしてもうひとつ、バスケットのプロチーム「仙台89ERS」もあります。 今回は仙台89ERSの注目選手をご紹介します。

仙台89ERSとは

仙台89ERSとは、その名のとおり宮城県仙台市に本拠地を置くチームです。チーム名の「89」は、本拠地である宮城県仙台市の歴史に因んでいます。
まず、1889年に仙台市が誕生しました。その100年後の1989年に仙台市が政令指定都市に移行しました。このような経緯から、仙台市民にとって「89」という数字は始まりを象徴する数字と考えられるため、仙台89ERSと命名されたのです。 ホームアリーナは、2012年10月に完成したゼビオアリーナ長町で、バスケット専用のドームも完備しています。1試合の平均観客動員数は2763人です(2016年第7節終了時点)。

4番 志村雄彦(しむらたけひこ)選手 PG

志村選手は、仙台市出身で仙台89ERSの象徴的選手です。 小学生の頃、両親の影響からバスケットを始めました。小学5年生の時にNBAを観戦するため父とアメリカに行き、2016年現在の自分の身長と同じ160cmの、ホーネッツのマグジー・ボーグズのプレイに深い感銘を受けました。
その後、地元の仙台高校へ進学。能代工の田臥勇太らとの対戦を経て、ウインターカップ、国体で優勝を経験。慶應義塾大学へ進学し、関東2部からインカレ優勝までチームを導きました。その後、2008-09シーズンに仙台89ERSに加入しています。
160cmと小柄ではありますが、クイックネスや、ガッツ溢れるプレイが持ち味です。

91番 片岡大晴(かたおかまさはる)選手 SG

片岡選手も、志村選手と同じ仙台市出身の選手です。仙台高校2年生の時の国体ではベスト8の成績を残しています。高校卒業後は白鷗大学へ進学し、インカレ出場などを経験しました。
その後、リンク栃木(現在の栃木ブレックス)へ入団。北米サマーリーグへの参加を経て、京都ハンナリーズ、続いてレバンガ北海道へ入団。さらに、地元のチームである仙台89ERSへ入団しました。 片岡選手は、2015-16シーズンも平均2ケタ得点に迫る記録を残すなど、得点力が魅力の選手です。「ソルジャー」の愛称でも親しまれています。

5番 柳川 龍之介(やながわりゅうのすけ)選手 SF

柳川選手もまた、仙台市出身の選手です。片岡選手と同じように、仙台高校を経て白鷗大学へ進学しています。
白鷗大学2年生の時の新人戦において、チームは準優勝を果たし、自身は優秀賞を獲得しました。そして、4年生の時には白鷗大学の最高成績であるインカレベスト6という結果を残しています。
大学卒業後にNBLの広島ドラゴンフライズへ入団。1年後に契約満了となり、仙台89ERSと契約しました。プレイスタイルは、187cmの身長でありながら、クイックネスに優れたドライブなどが魅力です。

まとめ

以上、仙台89ERSについてご紹介しました。 志村選手、片岡選手、柳川選手と、本拠地の宮城県仙台市出身の選手が3人います。 地元の選手が活躍すればチームの盛り上がり方もいっそう高まるので、ファンの方にとってはたまらないのではないでしょうか。 今シーズンも上記3選手の活躍に注目です。