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女子プロ野球チーム「兵庫ディオーネ」の歴史
兵庫ディオーネは、日本女子プロ野球の創設時からある球団で、2009年12月に「兵庫スイングスマイリーズ」として設立された。2009年末のドラフトで有力選手を獲得し、その選手たちの活躍によりリーグ初年度の年間王者に輝いた。
2013年1月に当時の関西3チームが東日本と西日本の2チームずつに再編されることになり、それに伴いチーム名も「サウス・ディオーネ」に変更された。
その後、チーム名に拠点である兵庫を入れ、「兵庫ディオーネ」として活動している。
女子プロ野球 2016年度日本一チーム「兵庫ディオーネ」
「兵庫ディオーネ」は、淡路島を中心に兵庫県を拠点としている日本女子プロ野球チームだ。 2015年、2016年の女子野球ジャパンカップを勝ち抜き、2年連続で日本一に輝いた。 兵庫ディオーネのチームの歴史や特色、功績、中心選手、ファンクラブ及びイベントについて紹介する！
女子プロ野球屈指の強豪チーム「兵庫ディオーネ」の特色
ディオーネとは「空の女神」という意味だ。球団カラーでありユニフォームにも使われている青色は、青い空をイメージしている。本拠地は兵庫県の淡路島で、神戸、姫路でもホームゲームを開催している。
数々の個人タイトルを獲得した選手が多く所属しており、その選手たちの活躍により、2015年、2016年度と2年連続で日本一に輝いた。どのチームにも好不調の波があるが、兵庫ディオーネは一度波に乗ると連勝を重ねるなど、手が付けられない強さを持っている。
チームのコーチは、1997年に平安高校のエースで4番打者として活躍した川口知哉氏（元オリックス）が務めている。
「兵庫ディオーネ」のこれまでの功績
兵庫ディオーネは、チームとして数々のタイトルを獲得してきた。
兵庫スイングスマイリーズ時代には、2010年、2011年にリーグ戦の年間優勝を果たし、2012年には女子野球ジャパンカップにて優勝した。
サウス・ディオーネ～兵庫ディオーネへとチーム再編された2013年以降も、年間優勝1度、ジャパンカップ優勝3度と結果を残してきた。多くの有力選手が活躍した2016年度は、リーグ戦の前期・後期1位（年間優勝）、ジャパンカップ優勝と完全優勝で日本一になった。
「兵庫ディオーネ」チームの投打の大黒柱はこの2人！
チームを2年連続日本一に導いた中心選手はこの2人だ。
2016年度の最優秀防御率、最多勝利のタイトルを獲得した里綾実投手は、キャプテンとしてもチームを引っ張った。里選手は、マドンナジャパン（女子野球日本代表）のエースピッチャーでもある。
大山唯外野手は、2015年度の4割打者として打者のMVPである角谷賞を獲得し、2016年度も2年連続で4割をマークして首位打者に輝いている。大山選手は、900gと重めのバット（平均は800g程度）を使用して長打力もあり、今期は目標でもあった本塁打も記録した。長打率は5割を誇る。
「兵庫ディオーネ」ファンクラブとイベント
兵庫ディオーネは、ファンクラブのイベントとして応援バスツアーやファンとの交流会などを開いており、2年連続日本一となった2016年度は、女王記念祝賀会も開催された。また、アカデミークラブや野球教室も開催するなど、将来の選手の育成にも力を注いでいる。
兵庫ディオーネ球団マスコットの「ディオーネちゃん」（空の女神）も、精一杯応援している。ディオーネツインメガホンと応援棒を持って球場で応援しよう！
まとめ
兵庫ディオーネは、日本女子プロ野球の強豪チームだ。 今回紹介した選手以外にも、ジャパンカップMVPに輝いた泉由有樹投手、2016年6月度の月間MVPを取得した中田友実外野手ら実力のある選手を揃えている。 2017年は女子野球ジャパンカップ3連覇を狙う注目のチームである！