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女子プロ野球チーム“京都フローラ”の魅力とは

2016 12/21 10:03
野球ボール,ⒸSPAIA
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まだまだ知名度こそ低いものの、じわじわと盛り上がりを見せている女子プロ野球。 そんな中でも京都を中心に活動しているチーム“京都フローラ”の歴史や魅力などを紹介していく。

女子プロ野球チーム“京都フローラ”の成り立ち

現在は“京都フローラ”として活動している女子プロ野球チーム。2009年に発足した“京都アストドリームス”が前身だ。
前身となったチームは2009年12月に行われた日本女子プロ野球機構のドラフト会議(第1回)で発表されたチーム。2013年1月には関西の3チームが2チームに再編されることが発表され、ウエスト・フローラに。また、同年2月にはウエスト・フローラが京都アストドリームスの継承チームであることがホームページに明記された。
その後、2015年にホームタウン地域が制定されるのに踏まえ、京都市を本拠地とする“京都フローラ”として再出発となった。

女子プロ野球年間リーグで2回の優勝を誇る“京都フローラ”

京都を本拠地として活動している女子プロ野球チーム“京都フローラ”。日本女子プロ野球機構が行う女子プロ野球リーグ戦では、2014年と2015年に連続で年間優勝を飾っている(2014年はウエスト・フローラとして優勝)。これはリーグ年間優勝3回を誇る“兵庫ディオーネ”につぐ優勝回数だ。
そして、「ほっともっとフィールド」で開催された2016年女王決定戦では、ライバル“兵庫ディオーネ”と対決。しかし、京都フローラは4-1で負けてしまい、惜しくも3年連続での優勝とはならなかった。

女子野球ジャパンカップで優勝した“京都フローラ”

女子プロ野球リーグ戦で常に上位につける“京都フローラ”だが、全国にある硬式野球の女子チームがプロとアマチュアの垣根を越えて戦う“女子野球ジャパンカップ”にも出場している。
京都フローラは2014年に初優勝を飾っており、それ以外の年も準優勝やベスト4になるなどの活躍をしている。しかし、2015年と2016年は同じ女子プロ野球のライバル、“兵庫ディオーネ”が2年連続で優勝。京都フローラはリベンジに燃えており、今後の行方が注目される。

“京都フローラ”の球団コンセプトなどをご紹介

本拠地である京都の人々に愛される球団を目指している、女子プロ野球チームの“京都フローラ”。チーム名の“フローラ”は「花の女神」を意味しており、美しい花たちが燦々と咲き誇るイメージをコンセプトにしている。球団カラーは前身である京都アストドリームスから引き継がれている美しい花の“レッド”である。
また、京都フローラは「出逢い×笑顔×ありがとう ~京都フローラと共に~」というスローガンを球団理念に掲げ、ファンとのつながりや笑顔を大切にした地域の人々に愛される球団となっている。

“京都フローラ”のサポートやファンクラブをご紹介

京都フローラには「オフィシャルパートナー」や「京都フローラ応援店舗」といったサポート体制があり、応援店舗では試合のチケットやグッズなどを取り扱っている。また、誰でも参加できる公式ファンクラブもある。
公式ファンクラブにはサポート金額の異なる「一般会員」と「プレミアム会員」の2つのコースがあり、「一般会員」では会員証とさまざまなサービスが受けられる。2016年度は、グッズの割引やファンクラブ先行入場、限定グッズなどの購入ができた。「プレミアム会員」は、さらにプレミアム会員限定のフローラポロシャツ購入やプレミアム会員限定イベント参加などが可能となっている。

まとめ

女子プロ野球の“京都フローラ”の成り立ちや功績、ファンクラブなどを紹介した。 女子プロ野球はまだまだ歴史は浅いが、その試合の盛り上がりと楽しさは男子の野球にも引けを取らない。 女子ならではの繊細さが加わり、今後の発展がますます楽しみな女子プロ野球の京都フローラでした。