インターハイの陸上100mで過去に活躍した選手とその後 | SPAIA

インターハイの陸上100mで過去に活躍した選手とその後


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Photo by seekeaw rimthong/Shutterstock.com

インターハイは高校生アスリートにとって夢の舞台です。 インターハイで活躍し、そしてさらなる大舞台へと飛躍を遂げた選手もたくさんいます。 ここでは陸上競技の100mに注目し、過去にインターハイで活躍した選手を振り返り、その後の活躍などを紹介します。

インターハイと陸上競技の「100m競走」について

インターハイは高校総体とも呼ばれ、毎年8月頃に開催されています。正式名称は「全国高等学校総合体育大会」です。
種目の1つである「100m競走」は、陸上競技の中でも人気が高く、どの大会においても花形競技となっています。レースは直線のセパレートレーンで行われ、通常は陸上競技場のメインスタンド前に設置されています。 100m競走(以下100m)は風の影響を受けやすい競技で、追い風が風速2.0m/sを超えたレースでの記録は認定されず、「追い風参考記録」にとどめられています。
現在の日本最高記録は、男子は伊東浩司さんの10秒00(1998年)、女子は福島千里選手の11秒21(2010年)です。

男子100m大会記録保持者。桐生祥秀選手

桐生祥秀選手は、1995年に滋賀県彦根市で生まれ、彦根市立南中学校を経て京都府の洛南高校に進みます。
3年生で出場した2013年のインターハイでは、桐生選手は他の選手をぐんぐんと引き離す堂々たる走りで、10秒19の大会新記録で優勝しました。少年男子Aで出場した国体(東京)では10秒22で優勝し、高校時代の3年間で3連覇を達成しています。
2014年、東洋大学に進んだ桐生選手は、関東インカレでジュニアアジア記録と日本学生タイ記録となる10秒05で優勝しました。日本選手権にも出場し、10秒22で初優勝を遂げています。
2015年、アメリカで開催されたテキサス・リレーでは、3.3mの追い風参考ながら9秒87をマークして優勝しました。2016年にはリオデジャネイロオリンピック出場も果たしています。

女子100m大会記録保持者。高橋萌木子選手

高橋萌木子(ももこ)選手は、1988年に埼玉県三郷市で生まれ、三郷市立早稲田中学校を卒業後、埼玉栄高校へ進みました。
インターハイでは1年生だった2004年から優勝し、高校生最後となる2006年には11秒63の大会記録をマークして3連覇を成し遂げています。2007年、埼玉栄高を卒業後は平成国際大学に進学し、日本選手権で初優勝に輝きました。2010年の日本学生選手権では11秒55の大会記録を出して4連覇を達成しています。
2011年に平成国際大学を卒業した後は、富士通に入社し、全日本実業団で100mと200mの2冠などの活躍をしました。

25年ぶりの2連覇。九鬼巧選手

九鬼巧(くきたくみ)選手は、1993年に和歌山県有田市で生まれ、文成中学校を経て県立和歌山北高校へ進みました。
2009年、2年生になった九鬼選手は、インターハイ近畿大会でユース世界最高記録となる10秒34をマークしました。インターハイで初優勝、続く日本ユース選手権でも優勝し、高校2冠を達成しました。高校最後となる2010年のインターハイでは前年に続いて優勝し、25年ぶり5人目という2連覇の栄誉に輝いています。
高校卒業後は早稲田大学に進み、2013年には日本インカレで初優勝しました。この時の準決勝では当時の日本歴代10位タイとなる10秒19をマークし、自己記録を更新しています。
2015年、大学を卒業した九鬼選手はNTN株式会社に入社し、現在は実業団の選手となっています。

100mと200mで2冠。塚原直貴さん

塚原直貴さんは1985年生まれで、長野県岡谷市の出身です。高校は茅野市にある東海大学付属第三高等学校(現在の東海大学付属諏訪高等学校)で、3年生だった2003年のインターハイでは10秒32のタイムで優勝し、200mでも優勝して2冠を達成しました。
卒業後は東海大学に進学し、2006年の第15回アジア競技大会(カタール)では銀メダルを獲得、日本選手権では2008年まで3連覇を成し遂げています。2008年には北京オリンピックに出場し、10秒16を記録して準決勝進出を果たしました。2009年の日本選手権では当時の日本歴代4位となる10秒09をマークし、自己記録を更新しています。
塚原直貴さんはリレーでも活躍されており、北京オリンピックでは銅メダル、アジア選手権でも銀メダルを獲得。2016年11月には引退を発表し、「東京五輪までは後進の育成、陸上界のさらなる発展に寄与していきたい」と語っています。

まとめ

過去にインターハイの100m競技で活躍した歴代選手と、その後の活躍を紹介いたしました。 インターハイは世界大会へ出場する選手も輩出しています。 世界的に見ると100mという競技ではアフリカ系の選手の強さが目立っていますが、近年は日本人選手もどんどん輝きを増しています。 世界で戦える若い選手が生まれることを期待して、これからもみんなで応援していきましょう。

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