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雨の日の市民マラソンでの服装や持ち物、注意点など

2017 2/16 10:10
陸上
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Photo by Stefan Holm/Shutterstock.com

せっかく楽しみにしていた市民マラソンが雨だと残念ですね。 特に冬の場合は、雨に濡れると体温が急速に低下して体調を崩しかねません。 そこで、雨対策に最適な持ち物や服装や注意点をご紹介します。 これらを参考にして、雨でもペースを守って完走を目指してください。

スタートするまでの対策とは?

会場入りした時点で雨が降っていれば、折り畳み傘をさしてスタートを待ちます。いくら撥水性のジャンパーのようなものを着用していても、雨に濡れると体温が低下しますので、傘で体が濡れないようにすることがベストです。
また、冬の大会では捨ててもよい大判の羽織れるくらいのバスタオルがおすすめです。タオルは保温効果があるので、肩や腕にかけると寒さが和らぎます。そして、数キロ走って温まれば給水所のごみ箱に捨てましょう。

雨の場合の最適な服装とは?

雨で体が濡れると冷えますので、100均の雨合羽かゴミ袋で作ったポンチョがおすすめです。要らなくなれば給水所で捨てることができます。 フード付きのものはフードの部分に雨がたまりますし、ウインドブレーカーではゼッケンがつけられず、暑くなった時に脱ぎにくいのでおすすめできません。
そして、靴が濡れても走りにくいので、ふくらはぎにビニール袋を筒状にしたものを巻きつけると効果的です。 身に付けるものの素材は、吸水しにくいポリエステルを選ぶとよいでしょう。

ワセリンに意外な効果があります

ドラッグストアでよく見かけるおなじみのワセリンが、雨の日には必需品です。走る前に冷えやすい部分に塗ると保温効果があるのです。手足など露出している部分はもちろん、お腹にしっかり塗っておくとよいでしょう。
雨の日は長時間走っているとお肌が乾燥するので、そのために摩擦が起こり、足への負担が大きくなります。ですから、足にもしっかり塗ると摩擦は軽減されます。少しベタベタしますが、身体を冷えから守るためには欠かせないグッズです。

小物類も雨対策の必需品です

サングラスやキャップも、日射しをさえぎるだけではなく、雨で視界が悪くなることを防ぎます。ツバ付のランニングキャップなら、雨が目や顔に当たらずにストレスなく走ることができます。また、頭が直接雨に濡れて冷えることも防げます。もしかしたら、走っている最中に雨が止んで日が射すかもしれないので、その時には日よけになり便利です。
そして、ランニンググローブも重要アイテムです。撥水性が高く、また、冷えてかじかむことを防ぐ効果のある、手の甲の部分がナイロン素材のものを選びます。

着替えやタオルもお忘れなく

走り終えた後は、汗と雨でウエアはびしょ濡れですので、そのままの状態で帰宅すると、体が冷え切って風邪を引いてしまいます。また、交通機関を利用すると他のお客さんに迷惑がかかりますので、必ずタオルでしっかりと体をふき取って着替えてください。
もちろん、靴や靴下も濡れていますので、足先が冷えますから履き替えてください。おそらく、泥もはねて汚れているかと思います。 この時、脱いだウエアや靴を入れるビニール袋も必要です。

まとめ

いかがでしたか? これらの雨対策グッズを揃えて注意点に気を付ければ、たとえ雨が降ってもペースを守って完走することは可能ですね。 しかし、荒天はいやですので、出場される市民マラソン大会が晴天であることを願います。