あのスターは今どうなっているの?箱根駅伝で活躍した選手たちのその後 | SPAIA

あのスターは今どうなっているの?箱根駅伝で活躍した選手たちのその後


柏原竜二 東洋大学

Photo by Pavel1964 / Shutterstock.com

お正月に行われる箱根駅伝では毎年数々のスター選手が生まれてきました。 箱根駅伝で活躍した選手たちは今どこで何をしているのでしょうか。 今回は箱根駅伝を盛り上げた選手たちのその後をご紹介します。

山の神、柏原竜二選手(東洋大学)

東洋大学の柏原竜二といえば、駅伝ファンならすぐに思い浮かべる言葉があります。それが「山の神」。箱根駅伝のコースのなかで、高低差800m以上に達する最大の難所「5区」を、柏原選手はなんと1年生から4年生まで4年連続で出走。4年連続の5区というだけでも凄いことですが、4年連続での区間賞、そして3回も区間記録を更新するという空前絶後の成績を残しました。
東洋大学の駅伝チームも、柏原選手の活躍のおかげか2009年2010年と2年連続で総合優勝、2011年は2位に甘んじたものの、2012年にはふたたび総合優勝!大学在学時の4年間で3回の総合優勝を果たす偉業を成し遂げました。
社会人となった柏原選手は現在富士通の陸上部に在席しています。大学時代のような華やかな活躍をしているわけではありませんが、アニメ好きという一面やユーモアあふれる人柄にツイッターでは10万人にフォローされるなど今なお多くの人に愛されています。

ごぼう抜きの名手、上野裕一郎(中央大学)

上野裕一郎選手が陸上をはじめたのはなんと高校生から。進学した中央大学ではエースとして活躍。大学4年時の箱根駅伝では3区にエントリー。8人ごぼう抜きの伝説的な快走を見せて、見事区間賞を獲得しています。上野選手は箱根駅伝だけにとどまらず、インカレ大会や全日本大学駅伝、出雲駅伝などでも大活躍!2007年の国際千葉駅伝では日本代表として優勝に貢献しました。
卒業後、陸上の名門であるエスビー食品へ入社した上野選手は、国内の陸上大会で優勝を重ね、2009年の日本選手権では1500m・5000mの2種目で優勝するという快挙を成し遂げています。エスビー食品陸上部が廃部となり、同チームを受け継いだDeNAの陸上部で現役を続けています。

陸上の天才、佐藤悠基(東海大学)

陸上の天才として中学時代から名を馳せた佐藤悠基選手。高校日本記録を塗り替え、鳴り物入りで東海大学駅伝部に入ります。箱根では1年生ながら重要な区間である3区を任せられた佐藤選手。いきなり8人抜きを披露し、当時の区間記録を大幅に更新しました。
箱根では3年生まで3年連続で区間記録を更新するという素晴しい活躍を見せた佐藤選手は、2009年に日清食品に入社。実業団駅伝などでチームに貢献を見せつつ、個人記録でもさすがの成績を残します。2011年の日本選手権では10000mで見事優勝を果たしました。2015年には2度目の東京マラソンに挑戦。本来の種目でないこともあり、2時間14分代で終わりましたが、まだ30代になったばかり、今後の活躍が期待されます。

異端の名選手、徳本一善(法政大学)

徳本一善選手はちょっと別の意味での「名選手」かもしれません。法政大学在学中は金髪頭とビッグマウスでいつも話題を提供してくれる選手でした。2年・3年生のときにはチームのエース的存在で区間記録を出すなど優秀な成績を残しています。
ところが4年時に出場した箱根で、スタートからわずか6キロほどの場所で肉離れを発症。「史上最短での途中棄権」という不名誉な記録を残してしまいました。それ以後、ビッグマウスを封印し、謙虚な選手へと変貌を遂げた徳本選手は、日清食品に入社して競技を続けます。日清食品に決めたのは「お前の金髪は個性だ。自分らしく走れ!」という激励が決め手となったようです。
現在も第一線からは退いたものの競技を継続しており、駿河台大学チームの監督としても活躍しています。

ミスター箱根駅伝、渡辺康幸(早稲田大学)

当時「早稲田の渡辺康幸」と聞いて、その名前を知らないのは陸上特に駅伝ファンとはいえない、そう言えるほどの有名選手が渡辺康幸選手でした。高校時代からすでに国際大会の日本ジュニア代表として活躍していた渡辺選手は、スーパールーキーとして多くの実業団トップチームから受けた誘いを断り、偉大な先輩である瀬古利彦さんが監督をつとめる早稲田大学駅伝部に入部しました。当時の活躍ぶりは今でも語り草となっており、1年時に総合優勝、2年から4年までは準優勝とすさまじい結果を残しています。
卒業時には10を超える実業団に誘われるなか、予想通り恩師瀬古利彦さんが陸上部監督をつとめるエスビー食品に入社。ところがここから7回のアキレス腱断裂という不運にみまわれ、結局めぼしい成績を残せないまま、2002年に現役からしりぞきました。その後2004年から母校早稲田駅伝部の監督をつとめた後、2015年から住友電工陸上部の監督に就任しました。

まとめ

箱根駅伝で活躍した名選手たち。卒業後の様子は本当にさまざまですね。大学、実業団を通してスターとして活躍しつづける難しさがわかります。

以上「あのスターは今どうなっているの?箱根駅伝で活躍した選手たちのその後」でした。

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