「スポーツ × AI × データ解析でスポーツの観方を変える」

【神奈川県】高校柔道部の強豪校

2017 2/16 10:10
柔道
このエントリーをはてなブックマークに追加

Photo by Fotokostic/Shutterstock.com

神奈川県の柔道強豪校は、2016年、選手権大会やインターハイをはじめ、今年で大会創設100周年記念となった金鷲旗高校柔道大会でも活躍した学校、選手たちがたくさんいた。今回は柔道の強豪校である、東海大付属相模高校、桐蔭学園中学校・高校、武相高校、横須賀学院高校、三浦学苑の5つを紹介する。

インターハイ常連校「東海大学付属相模高校」

インターハイの常連校である東海大相模。国民栄誉賞を受賞した柔道家である山下泰裕氏はこちらの高校出身だ。また、オリンピック、世界選手権など世界の舞台での金メダリストなども多く、2010年までの約3年間で公式戦無敗記録、2年連続で高校柔道3大大会(インターハイ・金鷲旗・選手権大会)三冠を達成するなど、数多くの記録を持つ強豪校である。
2016年の柔道部のスローガンは「一意奮闘」とし、三冠奪回を目標に選手全員が一丸となって稽古に励んでいる。

世界で活躍する柔道家を輩出「桐蔭学園中学校・高校」

東海大相模に並び、同じく世界の舞台で活躍する柔道家を多く輩出してきた桐蔭学園。アテネオリンピック代表に選ばれた高松正裕氏の出身校だ。
2016年のインターハイ神奈川県予選では女子団体は優勝を勝ち取り、男子も3位入賞。全国の舞台では個人戦、100kg級で関根聖隆選手が3位入賞。全国高校柔道選手権大会神奈川県予選では、2年ぶり6回目の優勝、2年ぶり17回目の全国高校選手権大会への進出を決めるなど、男子・女子ともに全国の舞台で健闘した。

長い歴史と伝統を誇る「武相高等学校」

武相高校柔道部は、関東大会に30回出場を果たしており、個人戦では予選を見事に勝ち抜きインターハイや国体に出場する選手も多く、金鷲旗大会にも多く出場する歴史のある柔道部だ。
2015年は神奈川県予選男子団体3位、2016年のインターハイ神奈川県予選も男子団体で3位に入賞した。同大会では個人戦男子60kg級でも福井達也選手が3位に入賞している。神奈川県大会ではほとんどの大会で上位に食い込んでおり、金鷲旗高校柔道大会にも数多く出場を果たしている。

女子柔道部の強豪「横須賀学院高校」

インターハイ神奈川県予選で見事に準優勝を果たした横須賀学院高校の女子柔道部。個人戦でも48kg級の渡邉愛子選手、63kg級の渡邉聖子選手、78kg級の味間直美選手の3名は優勝を勝ち取り、渡邉聖子選手はインターハイベスト8入りして、全国の大きな舞台で健闘した。五十嵐莉子選手、児玉天海選手、前田明日生選手、小林桃佳選手も県予選では上位入賞を果たしている。
2016年度は大会創設100周年の記念大会となった第90回金鷲旗高校柔道大会にも出場し、多くの選手が活躍した。

常に攻める!攻撃柔道「三浦学苑」

数多くの国際大会で活躍した武田淳子氏が監督を務める、「常に攻める 攻撃柔道」を貫く三浦学苑高校の女子柔道部。
2016年のインターハイ神奈川県予選では団体3位入賞を果たした。また、個人戦では52kg級三浦百香選手、57kg級では石岡美樹選手が見事優勝、伊庭ゆうか選手は78kg級で準優勝、寺嶋沙耶選手、古都愛海選手、石澤千咲選手が3位に入賞した。 金鷲旗高校柔道大会にも多く出場を決め、今年は予選トーナメント4回戦まで勝ち上がった。目標は全国大会の舞台での上位入賞だ。

まとめ

神奈川県の柔道部強豪校を5校紹介しましたが、いかがだろうか。 どの高校も特色のある、勝ちにこだわる姿勢の強い、まさに「強豪」たる故の精神力を持ち、トレーニングを積んでいる。 生で見る柔道の試合は大迫力である。今まで見にいったことのない方も、ぜひ応援に足を運んで見てはいかがだろうか。